ヒートが3P球団記録でセルティックスに敵地で勝利 シリーズ1勝1敗に|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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4月24日(日本時間25日)にマサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第2戦、マイアミ・ヒート対ボストン・セルティックスの一戦は、ヒートが111-101で勝利し、シリーズを1勝1敗のタイとした。

ヒートは前半終盤、ジェイレン・ブラウンの3本連続3ポイントショットやレイアップで3点のビハインドを背負ってハーフタイムに突入。だが後半、連続10得点で第3クォーター残り4分を切って12点のリードを手にする。

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残り3分で6点差まで詰め寄られたヒートだが、ケイレブ・マーティンの3Pで突き放すと、その後は2ポゼッション差を失わずに逃げ切った。

ヒートは3P43本中23本成功(53.5%)。2021年のミルウォーキー・バックスとのファーストラウンドでマークした20本を上回り、プレイオフ球団記録を樹立している。

ヒート(1勝1敗)はタイラー・ヒーローが3P6本成功など24得点、5リバウンド、14アシスト、バム・アデバヨが21得点、10リバウンド、マーティンが21得点、ハイメ・ハケスJr.が14得点、ニコラ・ヨビッチが11得点、9リバウンド、6アシストを記録した。

第1戦でセルティックスに22本の3Pを沈められたヒートのエリック・スポールストラ・ヘッドコーチは、「最初の2試合での彼らの戦いぶりからすれば、それらを決めなければいけない」と話している。

「前の試合みたいに、そこで壊滅させられたくなかった」

マーティンは「ロードで1勝できればいつだって良いことだ」と述べた。

「常に敵地でひとつ勝とうと目指すものだ。それができた」

一方、セルティックス(1勝1敗)はブラウンが33得点、8リバウンド、ジェイソン・テイタムが28得点、8リバウンド、デリック・ホワイトが13得点をマークしている。

ブラウンは「彼らにミスをさせられなかったようだ」と話した。

「彼らは記録更新の夜とした。普段は僕らが得意とするショットをたくさん決められたよ」

テイタムは「簡単にいかないことは分かっていた」と述べている。

「この2チームにはたくさんの歴史がある。特に最近はね。絶対に周囲の予想どおりにはいかないのさ。そこが素晴らしいんだよ」

第3戦は4月28日(同27日)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われる。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。