バックスがペイサーズを下してシリーズを2勝3敗に 前線退場も活躍のポーティスは「貢献できると誇り」|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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4月30日(日本時間5月1日)にウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第5戦、インディアナ・ペイサーズ対ミルウォーキー・バックスの一戦は、バックスが115-92で勝利し、シリーズを2勝3敗とした。

2試合連続でヤニス・アデトクンボとともにデイミアン・リラードも欠場したバックスは、開始から10分でペイサーズに3ポイントショット12本中7本を成功され、第1クォーター終盤に9点のビハインドを背負う。

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だが、バックスは18-2のランで応じると、パトリック・ベバリーが12得点をあげた第2Qを終えて5点をリード。さらに後半開始から連続9得点をあげて14点差をつける。第3Q中盤に9点差まで押し返されたが、そこから5分半で20-8のランとし、白星を手にしている。

バックス(2勝3敗)はクリス・ミドルトンが29得点、12リバウンド、5アシスト、ボビー・ポーティスが29得点、10リバウンド、マリーク・ビーズリーが18得点、ベバリーが13得点、12アシスト、ブルック・ロペスが12得点を記録した。

第4戦で序盤に退場処分となったポーティスは、「一線を越えてしまったかもしれない。退場になってチームを失望させた。チームに貢献できなかった」と話している。

「自分は貢献できるんだと強く誇りに思っている」

一方、2014年以来となるファーストラウンド突破を目指すペイサーズ(3勝2敗)は、タイリース・ハリバートンが16得点、6アシスト、マイルズ・ターナーが13得点、5リバウンド、オビ・トッピンが12得点、6リバウンド、アンドリュー・ネムハードが12得点、5アシスト、パスカル・シアカムが12得点をマークした。

ハリバートンは「相手がシーズン終了寸前で必死に戦うチームだと理解しなければいけない。彼らはハードにプレイしているんだ」と話している。

「結局のところ、今夜は彼らに上回られた。彼らのほうがハードに、より良いプレイをしたんだ。今夜の僕らはあらゆる面で支配された」

第6戦は5月2日(同3日)、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われる。ポーティスは「楽しくなるだろう」と述べた。

「『ボビー最悪』とチャントを聞くだろう。僕は準備できているよ。燃えている。もう準備万端だ」

アデトクンボとリラードの出場可能性について、ドック・リバース・ヘッドコーチは「なんと答えればいいか分からない」と話している。

「願っているよ。彼らはとても、とても、とても近づいていると思う」

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。