ペイサーズがニックスを下してシリーズ3勝3敗 ハリバートンは第7戦に向けて「失うものない」|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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5月17日(日本時間18日)にインディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦、ニューヨーク・ニックス対インディアナ・ペイサーズの一戦は、ペイサーズが116-103で勝利し、シリーズを3勝3敗のタイとした。

ペイサーズは第2クォーターに16-7のランで10点差をつけてハーフタイムに突入。第3Qに5点差に詰め寄られたが、アンドリュー・ネムハードとタイリース・ハリバートンの連続3ポイントショットで再び二桁点差とすると、そのまま今プレイオフホーム6連勝を飾った。

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ペイサーズ(3勝3敗)はパスカル・シアカムが25得点、7リバウンド、5アシスト、マイルズ・ターナーが17得点、8リバウンド、ハリバートンが15得点、6リバウンド、9アシスト、ネムハードが15得点、6リバウンド、6アシスト、TJ・マコーネルが15得点、オビ・トッピンが11得点を記録している。

リック・カーライル・ヘッドコーチは「第5戦の我々はプレイオフで最もアグレッシブじゃなかったと思う」と話した。

「今夜はハードにプレイした。それが必須だったんだ。今夜の彼らは本当にハードにきた。それは明らかだったね。だが、我々はよりうまくボールを動かし、もっとリバウンドを拾った。このシリーズでそれが大きいことは明らかだ」

一方、ニックス(3勝3敗)はジェイレン・ブランソン31得点、5アシスト、マイルズ・マクブライドが20得点、ドンテ・ディビンチェンゾが17得点、プレシャス・アチューワが12得点、8リバウンド、アレック・バークスが11得点をマークした。

OG・アヌノビー、ボーヤン・ボグダノビッチ、ジュリアス・ランドル、ミッチェル・ロビンソンが欠場のニックスは、ジョシュ・ハートも第4Qに腹部の痛みで退場している。

トム・シボドーHCは「前回の試合から彼らがハードにやってくることは分かっていたよ」と話した。

「とにかくもっとうまくプレイしなければいけない」

第7戦は5月19日(同20日)、ニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン
で行われる。ハリバートンは「エキサイティングだね」と意気込んだ。

「僕らに失うものは何もない。ガンガンやるときだとみんな分かっているはずだ。最初から最後までいく準備はできている」

カーライルHCは「最後の試合であり、素晴らしい機会だ」と述べた。

「パスカル(シアカム)と、あとはジェームズ・ジョンソンかな。それ以外の選手たちは第7戦を経験していないんじゃないか。だが、このチームはここ3週間半で多くの新たな経験をしてきた。そしてまた新たな経験となる。だから、準備を整えられるようにできる限りをしていくよ」

第7戦の勝者は、東地区決勝で第1シードのボストン・セルティックスと対戦する。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。