5月8日(日本時間9日)にニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦、インディアナ・ペイサーズ対ニューヨーク・ニックスの一戦は、ニックスが130-121で勝利し、シリーズ開幕2連勝を飾った。
ニックスはタイスコアで迎えた第2クォーター、右足のケガでジェイレン・ブランソンが不在に。ペイサーズにフィールドゴール22本中15本成功を許し、10点のビハインドを背負う。
だが、ブランソンが戻ってきた後半、ニックスは第3Qに連続14得点で9点ビハインドから5点をリード。直後にOG・アヌノビーが左ハムストリングの負傷で退場したが、第4Qもブランソンが14得点と活躍して連勝とした。
2000年以来の地区決勝を目指すニックス(2勝)は、ブランソンが29得点、5アシスト、ドンテ・ディビンチェンゾが28得点、6リバウンド、アヌノビーがプレイオフ自己最多の28得点、ジョシュ・ハートが19得点、15リバウンド、7アシスト、アイザイア・ハーテンシュタインが14得点、12リバウンド、8アシストを記録している。
ハーフタイムにウォームアップに戻り、会場の観客から「MVP」のチャントが寄せられたブランソンは、「本当にあれを聞けてクールだった。でも、とにかく気持ちをしっかりさせ、後半にどうアタックするかを見いだそうとしなければいけなかった」と話した。
ディビンチェンゾは「彼は戦士なんだ」と述べている。
「彼は戻ってくると確信していた。シーズンを通じ、ケガだろうが何だろうが、彼は何があっても常に巻き返した。試合の厳しさなどすべて分かっていたし、彼はもどってくると全員が確信していたんだ」
トム・シボドー・ヘッドコーチは「素晴らしいリーダーだ。選手たち全員がリスペクトしていると思う。全力を尽くそうとしているのが、彼のことを大きく物語っている」と、ブランソンを称賛した。
一方、ペイサーズ(2敗)はタイリース・ハリバートンが34得点、6リバウンド、9アシスト、オビ・トッピンが20得点、アンドリュー・ネムハードが15得点、パスカル・シアカムが14得点、9リバウンド、ベン・シェパードが11得点、TJ・マコーネルが10得点、12アシストをマークした。
第2戦は5月10日(同11日)、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われる。
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