5月6日(日本時間7日)にニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦、インディアナ・ペイサーズ対ニューヨーク・ニックスの一戦は、ニックスが121-117で勝利した。
第3クォーターを終えて5点のビハインドを背負っていたニックスは、第4Q序盤に9点差までリードを広げられる。だが、この第4Qにジェイレン・ブランソンが21得点を記録。タイスコアで迎えた残り40.4秒、ドンテ・ディビンチェンゾの3ポイントショットでリードする。
残り26.6秒にパスカル・シアカムの得点で1点差とされたニックスだが、同12.7秒にディビンチェンゾがスクリーンを仕掛けたマイルズ・ターナーのオフェンシブファウルを誘発。最後はブランソンがフリースローを沈めていき、シリーズ白星発進とした。
ニックス(1勝)はブランソンが43得点、6リバウンド、6アシスト、ディビンチェンゾが25得点、ジョシュ・ハートがプレイオフ自己最多の24得点、13リバウンド、8アシスト、OG・アヌノビーが13得点、9リバウンド、アイザイア・ハーテンシュタインが13得点、6リバウンドを記録している。
ブランソンはジェリー・ウェストの6試合連続に続き、マイケル・ジョーダンとバーナード・キングに並ぶ史上4人目のプレイオフ4試合連続40得点超を達成した。
だが、ブランソンは「ちょっとしたことで道のりを長くできるんだ」と、終盤の守備も得点同様に重要だったと話している。
「40得点はクールだけど、小さなことがこういう試合に勝つ助けとなる。だから、とにかくこのグループで僕はうれしいよ」
一方、ペイサーズ(1敗)はマイルズ・ターナーが23得点、パスカル・シアカムが19得点、6リバウンド、5アシスト、TJ・マコーネルが18得点、アーロン・ニスミスが12得点、6リバウンド、オビ・トッピンが12得点、6リバウンド、アンドリュー・ネムハードが11得点、タイリース・ハリバートンが6得点、8アシスト、4スティールをマークした。
マコーネルは「こういうアリーナで戦い、プレイオフのロードゲームで最後の数ポゼッション勝負としたんだ。それ以上何を求められるんだい?」と述べている。
「ボールが僕らのほうに弾んでくれなかった。とにかく調整し、いくつかのことを修正しなければいけない」
第2戦は5月8日(同9日)、マディソン・スクエア・ガーデンで行われる。