キャバリアーズがセルティックスを下してシリーズは1勝1敗|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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5月9日(日本時間10日)にマサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦、クリーブランド・キャバリアーズ対ボストン・セルティックスの一戦は、キャバリアーズが118-94で快勝し、シリーズを1勝1敗のタイとした。

タイスコアで前半を終えたキャバリアーズは後半、第3クォーターにドノバン・ミッチェルが3ポイントショット5本中4本成功で16得点をマーク。12点のリードを奪って第4Qに突入する。

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残り6分6秒、キャリス・ルバートのジャンプショットでキャバリアーズが20点差とすると、会場のセルティックスファンは次々と出口へ。さらに25点差となると、セルティックスのジョー・マズーラ・ヘッドコーチは主力を下げ、キャバリアーズのJB・ビッカースタッフHCもそれに続いた。

キャバリアーズ(1勝1敗)はミッチェルが29得点、7リバウンド、8アシスト、エバン・モーブリーが21得点、10リバウンド、5アシスト、ルバートが21得点、6リバウンド、ダリアス・ガーランドが14得点、7リバウンド、マックス・ストゥルースが12得点、6リバウンド、アイザック・オコーロが12得点を記録している。

第1戦でミッチェルは33得点をあげたが、周囲からの助けがなかった。この日のミッチェルは前半にフィールドゴール試投6本の6得点だったが、5アシストを記録。そして後半に第3Qの16得点など23得点をあげた。

ミッチェルは「あまりショットを打たず、早くにみんなを絡められるような方法を見つけようとした。そして自分のスポットを手にしたんだ。とにかく彼らにプレッシャーをかけ続けようとした」と話している。

「後半は得点だった。アシストの時もあるし、リバウンドの時もある。必要なことは何でもするよ。そしていくべき時はいくべきだ。もちろん、どこかで自分がショットを打ち始めなければいけないと分かっていた」

一方、3P35本中8本成功にとどまったセルティックス(1勝1敗)は、ジェイソン・テイタムが25得点、7リバウンド、6アシスト、ジェイレン・ブラウンが19得点、ペイトン・プリチャードが13得点、アル・ホーフォードが11得点、デリック・ホワイトが10得点、5アシストをマークした。

第1戦で25点差をつけて勝利していたセルティックス。ホーフォードは「より良いプレイをしてくると思っていたけど、そのとおりだった」と述べている。

「彼らはうまく応じてきて、僕らはそれができなかった」

第2戦は5月11日(同12日)、オハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われる。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。