セルティックスが4連勝で2年ぶりNBAファイナル進出 再びペイサーズを敵地で沈める|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

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5月27日(日本時間28日)にインディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたイースタン・カンファレンス・ファイナル第4戦、ボストン・セルティックス対インディアナ・ペイサーズの一戦は、セルティックスが105-102で勝利し、NBAファイナル進出を決めた。

再びタイリース・ハリバートンが欠場したものの、リック・カーライル・ヘッドコーチがハードに戦うと話していたペイサーズを相手に、セルティックスは後半に一時9点のビハインドを背負う。

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だが、このシリーズで終盤に競り勝ってきたセルティックスは、残り3分12秒にジェイソン・テイタムのダンクで2点差と迫ると、同2分40秒にジェイレン・ブラウンのミッドレンジジャンパーでスコアをタイにした。

さらに、残り1分5秒にブラウンがアンドリュー・ネムハードのショットをブロックしたセルティックスは、同45秒にデリック・ホワイトの3ポイントショットで勝ち越す。

残り33.6秒のネムハードの3Pが決まらず、ポゼッションを得たセルティックスは、同8.3秒にテイタムが3Pを放つが決まらない。だが、ドリュー・ホリデーがオフェンシブリバウンドを拾うと、ボールをつないでペイサーズにファウルをさせずに逃げ切った。

スウィープ(4勝0敗)でNBAファイナルに駒を進めたセルティックスは、ダラス・マーベリックスとミネソタ・ティンバーウルブズの勝者と優勝を争う。マーベリックスとウルブズのシリーズは前者が3勝0敗とリードしており、28日(同29日)に第4戦が行われる。

セルティックス(4勝)はブラウンが29得点、6リバウンド、テイタムが26得点、13リバウンド、8アシスト、ホリデーが17得点、9リバウンド、ホワイトが16得点、5スティール、3ブロックを記録した。

テイタムは「彼らは最後までハードに戦った。チームとしての誇りがあるんだ。決してあきらめようとしなかった」と、ペイサーズに賛辞を寄せている。

一方、ペイサーズ(4敗)はネムハードが24得点、6リバウンド、10アシスト、パスカル・シアカムが19得点、10リバウンド、TJ・マコーネルが15得点、5リバウンド、アーロン・ニスミスが14得点、6リバウンド、オビ・トッピンが12得点、7リバウンドをマークした。

カーライルHCは「選手たちは受け入れてくれた」と、チームの努力とセルティックスを称賛している。

「ここ2試合の終盤で見せたことには彼らをたたえたい。シンプルに、彼らのほうがプレイを決めた」

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。