5月23日(日本時間24日)にマサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦、インディアナ・ペイサーズ対ボストン・セルティックスの一戦は、セルティックスが126-110で勝利した。
開始から10回のリードチェンジとなった試合は、第1クォーター残り1分14秒に5点のビハインドを背負ったセルティックスが、第2Qにかけての6分強でジェイレン・ブラウンの10得点など連続20得点をマーク。15点差をつけると、6点リードでハーフタイムに突入する。
後半に入り、パスカル・シアカムの2本の3ポイントショットを含む10得点などで、2点差まで追い上げられたセルティックスだが、そこから16-5のランで突き放す。
左足の痛みでタイリース・ハリバートンが退場したペイサーズを相手に、二桁点差を保ったセルティックスが、今プレイオフで初めて第2戦で勝利し、シリーズ開幕2連勝とした。
セルティックス(2勝)はブラウンがプレイオフ自己最多タイの40得点、5リバウンド、ジェイソン・テイタムが23得点、6リバウンド、5アシスト、デリック・ホワイトが23得点、6アシスト、ドリュー・ホリデーが15得点、10アシスト、ペイトン・プリチャードが12得点、アル・ホーフォードが6得点、10リバウンドを記録している。
オールNBAチームの選から漏れたブラウンについて、ジョー・マズーラ・ヘッドコーチは「モチベーションにはしていても、まったく気にしていないと思う」と話した。
マズーラHCは「最も重要なのは勝つことだと彼は分かっているんだ」と、ブラウンを称賛している。
「とにかく適切なことを彼は大事にしている」
ホリデーは「見てのとおりだ。素晴らしい選手だよ。素晴らしいリーダーだ。でも、彼が望むのは勝利なんだよ。彼が味方でうれしい。僕は彼とやっていく。JBのプレイは素晴らしい」と賛辞を寄せた。
一方、ペイサーズ(2敗)はシアカムが28得点、5リバウンド、アンドリュー・ネムハードが16得点、5アシスト、オビ・トッピンが11得点、ハリバートンが10得点、8アシストをマークしている。
ハリバートンが試合途中でいなくなったペイサーズだが、シアカムは「彼は僕らに必要だけど、次の選手が出てくるメンタリティーが大事だ」と述べた。
「僕らは団結してプレイしなければいけない。このチームはそうやってここまで来たんだ。続けられるかどうかは僕ら次第だよ」
第3戦は5月25日(同26日)、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われる。
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