3月30日(日本時間31日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたマイアミ・ヒート対ボストン・セルティックスの一戦は、106-98でヒートが勝利した。イースタン・カンファレンス首位を保ったヒートは、3年連続となるプレイオフ進出を確定した。
4点を追って第4クォーターを迎えたヒートは、カイル・ラウリーのジャンプショットやジミー・バトラーのダンクなど、残り1分43秒までに102-96と6点差をつける。その後4点差とされたが、ジェイソン・テイタムのオフェンシブファウルやセルティックスのミスによるアウト・オブ・バウンズなどでリードを保つと、最後はフリースローで突き放した。
第4Qに27-15と逆転し、タイスコアになること9回、リードチェンジが16回という接戦を制したヒートは、4連敗後に2連勝。残り5試合で49勝28敗とし、この日ダラス・マーベリックスに112-120で敗れた東地区7位のクリーブランド・キャバリアーズ(42勝34敗、残り6試合)を上回って同6位以上になることが決まり、プレイオフ進出を決めた。東地区首位を争う同2位のミルウォーキー・バックスとは1ゲーム差、フィラデルフィア・76ers、セルティックスとは2ゲーム差をつけている。
ヒートはバトラーが24得点、ラウリーが23得点、8アシスト、バム・アデバヨが17得点、12リバウンド、8アシスト、マックス・ストゥルースが14得点、7リバウンド、タイラー・ヒーローが12得点、10リバウンドを記録している。
ラウリーは「僕たちはとにかくコミュニケーションや、お互いのためのプレイという点で良い仕事をしたと思う」と喜んだ。バトラーは「ボールをどこに運ぶべきかを理解するのがグッと良くなった」と話した。
「全員が、成功するためにいるべきポジションを取ることができた」。
一方、1月末以来の連敗となったセルティックス(47勝30敗)は、ジェイレン・ブラウンが28得点、10リバウンド、6アシスト、テイタムが23得点、6アシスト、ダニエル・タイスが15得点、マーカス・スマートが10得点、8アシスト、アル・ホーフォードが6得点、15リバウンドをマークしている。
テイタムは「学ぶには良かった」と、長期的にはチームを強くする一戦だったと述べた。
「シーズンは今日決まるわけじゃない。僕たちにはまだ試合が残っている。プレイオフが残っている。だから、僕たちは大丈夫だよ」。
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