8月23日(日本時間24日)にフロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAプレイオフ2020 ウェスタン・カンファレンス1回戦のロサンゼルス・クリッパーズ対ダラス・マーベリックス第4戦が行なわれ、オーバータイムの熱戦の末、ルカ・ドンチッチの決勝ブザービーターにより、マーベリックスが135-133で勝利を収めた。この勝利でマーベリックスは2勝2敗とし、シリーズを振り出しに戻した。
121-121でレギュレーションの4クォーターを終えた試合は、オーバータイムに入っても両者ともに一歩も譲らぬ接戦に。残り19秒、ドンチッチがレイアップを沈めてマーベリックスが2点リードを奪うと、続く残り9.6秒、クリッパーズはマーカス・モリスの3ポイントショットで133-132とリードを奪う。
そして迎えたマーベリックスの最後のポゼッション、ドンチッチは得意のステップバックでレジー・ジャクソンをかわし、そのまま3Pを発射。試合終了のブザーが鳴るなか、ボールは見事にネットに吸い込まれた。
殊勲のドンチッチは、45分45秒の出場で、試合最多の43得点、17リバウンド、13アシストのトリプルダブルを達成した。フィールドゴールは31本中18本成功、3ポイントショットは10本中4本成功、フリースローは5本中3本成功、ターンオーバーは2、パーソナルファウルは3だった。
マーベリックスはドンチッチのほか、先発出場したトレイ・バークが25得点、ティム・ハーダウェイJr.が21得点、セス・カリーが15得点をマークした。クリスタプス・ポルジンギスは怪我のため欠場した。
敗れたクリッパーズは、ルー・ウィリアムズが36得点、カワイ・レナードが32得点、9リバウンド。ポール・ジョージはFG14本中3本成功にとどまり9得点、8リバウンドだった。
第5戦は、25日(同26日)に行なわれる。