8月11日(日本時間12日)、フロリダ州オーランドのザ・フィールドハウスでヒューストン・ロケッツ対サンアントニオ・スパーズのシーディングゲームが行なわれ、スパーズが123-105で勝利を収めた。これでスパーズは32勝38敗(.457)とした。
この日、フェニックス・サンズがフィラデルフィア・76ersに勝ち(130-117)、グリズリーズがボストン・セルティックスに敗れ(107-122)、ポートランド・トレイルブレイザーズがダラス・マーベリックスに勝利(134-131)したことにより、ウェスタン・カンファレンス8~11位の順位は以下になった。
8位 ブレイザーズ 34勝39敗(.466)
9位 グリズリーズ 33勝39敗(.458) 8位まで0.5ゲーム差
10位 サンズ 33勝39敗(.458) 8位まで0.5ゲーム差
11位 スパーズ 32勝38敗(.457) 8位まで0.5ゲーム差
※グリズリーズはサンズにタイブレイクを保持(今季直接対決3勝1敗)。
スパーズは、この日の試合開始前の時点で同11位、8位のメンフィス・グリズリーズまで1ゲーム差だったが、この日の結果により、ブレイザーズが8位に浮上、グリズリーズが9位に後退、10位サンズと11位スパーズは順位に変動はなかった。
スパーズはもし、この日ロケッツに敗れ、かつ、サンズとブレイザーズが勝利した場合、プレイオフ進出の可能性が消滅するところだったが、首の皮一枚で望みをつないだ形だ。22年連続でプレイオフに進出しているスパーズは、もし今年プレイオフ進出を果たせばリーグ新記録を更新する23年連続出場となる。
スパーズがプレイオフ進出に望みをつなぐには、13日(同14日)のシーディングゲーム最終戦(対ユタ・ジャズ)で勝利、かつ、ブレイザーズ、グリズリーズ、サンズの3チームのうち少なくとも2チームが敗れる必要がある。そうなれば、スパーズはカンファレンス8位もしくは8位に4ゲーム差以内の9位になることができ、プレイイン・トーナメント(プレイオフ最終枠決定戦)を戦うことができる。プレイインでは8位のチームは1勝、9位のチームは2連勝すればプレイオフ進出となる。
スパーズはケルドン・ジョンソンが24得点、11リバウンド(ともに自己最多)、デマー・デローザンが23得点とチームを牽引した。敗れたロケッツ(44勝26敗/ウェスタン・カンファレンス4位)は、ラッセル・ウェストブルックが20得点、6アシスト、5リバウンド、ジェフ・グリーンが17得点、ベン・マクレモアが16得点だった。ジェームズ・ハーデンは欠場した。
ロケッツは次戦、12日(同13日)にインディアナ・ペイサーズと対戦する。