クリス・ポールが勝負所で活躍、サンダーが2連勝でシリーズをタイに持ち込む

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8月24日(日本時間25日)、フロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAプレイオフ2020 ウェスタン・カンファレンス1回戦のヒューストン・ロケッツ対オクラホマシティ・サンダー第4戦が行なわれ、サンダーが117-114の接戦を制した。第3戦から2連勝のサンダーは、シリーズを2勝2敗のタイに持ち込んだ。

前半を60-60の同点で終えた試合は、後半に入ってロケッツが主導権を握り、エリック・ゴードンの3ポイントショットなどで一気に15点のリード(88-73)を奪った。だが、サンダーもクリス・ポールがこのクォーターだけで14得点と気を吐き、1点差(92-93)まで迫って第4Qを迎える。

最終クォーターは1点を争う展開となり、このクォーターだけで11回のリードが入れ替わる一進一退の攻防が続いた。

サンダーは残り2分を切ってからポールがレイアップとプルアップジャンパー、ダニーロ・ガリナーリのスティールからデニス・シュルーダーがレイアップを決めて3点リード(111-108)。さらに、残り18.4秒でポールが2本のフリースローを成功させて113-108とリードを5点に広げて勝利を掴んだ。

第5シードのサンダーは、シュルーダーがチーム最多の30得点、ポールが26得点、6リバウンド、3アシスト、3スティール、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが18得点、12リバウンド、6アシストと勝利に貢献。そのほか、スティーブン・アダムズが12得点、8リバウンド、ガリナーリとルーゲンツ・ドートがそれぞれ9得点をあげて援護した。

2連勝ののちに2連敗となった第4シードのロケッツは、ジェームズ・ハーデンが試合最多の32得点、15アシスト、8リバウンド、4スティールを記録。そのほかゴードンが23得点、ダニュエル・ハウスJr.が21得点、ロバート・コビントンが14得点だった。

大腿四頭筋を痛めているラッセル・ウェストブルックは、シーディングゲーム最終戦以降、プレイオフ1回戦の4試合を含む5試合連続で欠場している。

第5戦は、26日(同27日 午前7時30分)、第6戦は28日(同29日)に行なわれる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ