8月17日(日本時間18日)、フロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAプレイオフ2020 ウェスタン・カンファレンス1回戦のダラス・マーベリックス対ロサンゼルス・クリッパーズ第1戦が行なわれ、クリッパーズが118-110で勝利を収めた。
試合開始からいきなり連続10得点をあげたクリッパーズは、開始4分足らずで18-2とスタートダッシュに成功。だが、マーベリックスがすぐに盛り返して第1クォーターを38-34と逆転して終える。続く第2Qには、マーベリックスが一時14点のリードを作るなど、前半はアップダウンの激しい展開となった。
マーベリックスの3点リード(69-66)で迎えた後半は、第3Q中盤に逆転したクリッパーズがその後の主導権を握り続ける。第4Q中盤にはパトリック・ベバリーのバンクショット、カワイ・レナードのプルアップジャンパーでリードを5点に広げると、残り3分6秒にもベバリーが3ポイントショット(106-100)、残り1分58秒にはマーカス・モリスSr.が3P(109-102)、さらに残り42.8秒にもポール・ジョージが3Pを沈めて8点差(114-106)とし、勝負を決めた。
【動画】マーベリックス vs クリッパーズ 第1戦ハイライト
ウェスト第2シードのクリッパーズは、レナードが29得点、12リバウンド、ジョージが27得点と両エースが活躍。そのほかモリスSr.が19得点、ルー・ウィリアムズが14得点、イビツァ・ズバッツが10得点、10リバウンドをマークした。
ウェスト7位のマーベリックスは、ルカ・ドンチッチがプレイオフデビュー戦における歴代最多得点となる42得点に加えて、9アシスト、7リバウンド(11ターンオーバー)と奮闘した。そのほか、ティム・ハーダウェイJr.が18得点、セス・カリーが14得点を記録した。
14得点、6リバウンドをあげたクリスタプス・ポルジンギスは、第3Q残り9分10秒にこの日2回目のテクニカルファウルを取られて退場となった。
第2戦は、19日(同20日 午前10時)に行なわれる。