ヒートが球団記録の大差で快勝 「全体的にとても完成された試合」でブレイザーズ下す

坂東実藍 Miran Bando

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3月29日(日本時間30日)にフロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ対マイアミ・ヒートの一戦は、ヒートが142-82で大勝した。

第2クォーターに21-4のランで21点リードとしたヒートは、24点差をつけてハーフタイムに突入。後半の大半はバム・アデバヨやジミー・バトラーを休ませて快勝している。

60点差の勝利はヒートの球団最多記録。これまでの記録は1994年12月29日(同30日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦でマークした43点差だった。

ヒートは3ポイントショット39本中21本成功。また、41アシストも球団最多記録だ。

ヒート(40勝33敗)はトーマス・ブライアントが今季自己最多の26得点、12リバウンド、テリー・ロジアーが22得点、6アシスト、アデバヨが21得点、11リバウンド、9アシスト、ヘイウッド・ハイスミスが20得点、6リバウンド、パティ・ミルズが17得点、ハイメ・ハケスJr.が12得点、5アシストを記録している。4選手が20得点超をあげたのは球団史上2回目だ。

ハイスミスは「全体的にとても完成された試合ができた」と話している。

ロジアーは「これほどの大勝はグループにとって良い気分だね」と喜んだ。

「今夜のことから築いていかなければいけない」

一方、連敗が9となったブレイザーズ(19勝55敗)は、スクート・ヘンダーソンが20得点、6リバウンド、6アシスト、ディアンドレ・エイトンが18得点、8リバウンド、ダラーノ・バントンが12得点、9リバウンド、クリス・マレーが11得点、5リバウンドをマークした。

60点差の黒星はブレイザーズにとって、1998年2月27日(同28日)のインディアナ・ペイサーズ戦(65点差)、ことし1月11日(同12日)のオクラホマシティ・サンダー戦(62点差)に続き、球団ワースト3位の数字だ。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。