トロント・ラプターズは11月20日(日本時間21日)、フロリダ州タンパで来月からNBAの2020-21シーズンを始めると明らかにした。
ラプターズのマサイ・ウジリ社長は、公式声明で「カナダ国民が直面する現在の公衆衛生状況と、我々がプレイする場所を決定する必要の緊急性から、我々は2020-21シーズンをフロリダ州タンパで始めます」と述べている。
『AP』によると、新型コロナウイルスのパンデミックによるカナダ政府の移動制限のため、ラプターズは数週間にわたり、タンパ以外の場所も検討してきた。だが、トレーニングキャンプ開始まで2週間を切り、シーズン開幕を12月22日(同23日)に控え、最終決定を下す必要に迫られていた。
A statement from our president Masai Ujiri. pic.twitter.com/qrnPt5MEsA
— Toronto Raptors (@Raptors) November 20, 2020
『AP』によれば、ラプターズはタンパベイ・ライトニングの本拠地であるアマリー・アリーナでホームゲームを戦い、アトランティック・ディビジョンにとどまる。ホームゲームは36試合。アトランタ・ホークス、マイアミ・ヒート、ワシントン・ウィザーズ、オーランド・マジック、シャーロット・ホーネッツ、ブルックリン・ネッツ、フィラデルフィア・76ersの7チームが各2回、そのほかに15チームが1回ずつ、アマリー・アリーナを訪れる予定だ。
ウジリ社長は公式声明で「今のところ、我々はホームとファンから離れることになります。離れていると愛情が深まると言います。私たちにとってそれが可能かどうかは分かりません。私たちは、トロントとカナダを愛しています。そして、NBA最高のファンがいることを知っています。しばらくは、遠くから我々を応援してください。私たちはまた一緒になれる日を楽しみにします」と話した。