八村塁が欠場のウィザーズはウォリアーズに勝利し6連勝

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4月21日(日本時間22日)、ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ワシントン・ウィザーズの一戦は、ブラッドリー・ビールが29得点、10リバウンドと活躍したウィザーズが118-114で勝利した。

ウィザーズはこれで今季最長となる6連勝で、直近の10試合では8勝2敗と好調だ。同日、シカゴ・ブルズが敗れたことでウィザーズはイースタン・カンファレンス10位に順位を上げた。八村塁は左ヒザの痛みで2試合連続で欠場している。

前半最大19点差のリードを作ったウィザーズだが、第2クォーター中盤にウォリアーズの猛反撃を許し、試合は接戦となった。

86-93のスコアで最終クォーターを迎えたウィザーズは、試合終盤に反撃を見せた。試合残り2分44秒にビールがドライブから得点した際に、ドレイモンド・グリーンからこの日6個目となるファウルを引き出し退場に追い込んだ。

さらにビールが残り2分でダービス・ベルターンスの逆転3ポイントショットをアシストし、ウィザーズはその後リードを維持し、勝利をもぎ取った。

ラッセル・ウェストブルックは14得点、20リバウンド、10アシストと今季27回目のトリプルダブルを達成。しかしスコット・ブルックス・ヘッドコーチが称賛したのは彼のディフェンスだった。

「その点においてラッセルはあまり評価されることはないだろう。しかし彼は(カリーに対して)いいディフェンスを見せ、プレッシャーを与え続けることでタフショットを生み出していた」。

ウィザーズはビールとウェストブルックのほかにベルターンスとダニエル・ギャフォードがそれぞれ19得点、ハウル・ネトが18得点をマークした。

前半終盤にはウィザーズのルーキーであるデニ・アブディヤが右足首を負傷し、途中退場となった。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、レントゲン検査の結果、右足首の骨にヒビが見られるためシーズンの残りを欠場することが見込まれている。

敗れたウォリアーズは、ケリー・ウーブレイJr.が24得点、9リバウンド、ジョーダン・プールが22得点、ケント・ベイズモアが19得点、9リバウンド、ステフィン・カリーが18得点、7リバウンド、8アシストを記録。カリーの30得点以上連続試合記録は11で途絶えた。

25勝33敗のラプターズは次戦、23日(日本時間24日)に敵地でオクラホマシティ・サンダーと対戦する。一方、29勝30敗のウォリアーズは23日(同24日)にホームでデンバー・ナゲッツを迎える。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ