ラプターズが76ersを圧倒し第5戦に勝利、3勝2敗でシリーズ王手

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5月7日(日本時間8日)にスコシアバンク・アリーナで行なわれたフィラデルフィア・76ers対トロント・ラプターズのイースタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦は、カワイ・レナードが21得点、13リバウンドの活躍を見せ、125-89で圧勝したラプターズがシリーズ戦績を3勝2敗として王手をかけた。

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第1クォーターをわずか1点差のリードで終えたラプターズは、続く第2クォーターを37-17と圧倒。同クォーターでラプターズが21本中12本のフィールドゴールを成功させたのに対して、76ersはわずか20本中6本しか決めることができなかった。

ここまでの4試合で全て33得点以上を記録していたレナードは、最初の8本中6本のショットを外すなど、試合序盤は不調だった。だが、第2クォーターに調子を取り戻し、ハーフタイムまでに13得点、10リバウンドを記録した。試合残り7分22秒で103-73と大きくリードした状態でレナードはベンチに下がった。

19得点をあげたカイル・ラウリーは「今夜は彼(レナード)を少し休ませることができたのがとても重要だ」と話す。

「ダブルダブルを達成する活躍だったが、オフェンスで彼が全てやらなければならないという状態にならずに済んだよ」。

ラプターズはほかにパスカル・シアカムが25得点、8リバウンド、ダニー・グリーンが3ポイントショットを7本中5本成功させて17得点を記録した。

一方の76ersは、ジミー・バトラーが22得点、トバイアス・ハリスが15得点をマーク。第4戦に続いて体調不良が続いているジョエル・エンビードは、試合当日のシュート練習を欠席し、13得点、8ターンオーバーに終わった。

76ersのブレット・ブラウンHCは「第2クォーターに(試合を)手放してしまった」と悔やんだ。

「トロントを褒めるべきだ、彼らの何人かの選手に対する答えを見出すことができなかった。そこから雪だるま式に悪化していった」。

第6戦は9日(同10日)に76ersのホームであるウェルズ・ファーゴ・センターにて行なわれる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ