ラプターズが正式にカイル・ラウリーと延長契約

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10月15日(日本時間16日)、トロント・ラプターズはガードのカイル・ラウリーと延長契約を交わしたことを発表した。チームポリシー上、契約に詳細は明かされていない。

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ラプターズのマサイ・ウジリ球団代表は「カイルはこのフランチャイズがここ7シーズンで達成してきたすべてのことの心臓部として活躍してくれています」と語った。

「彼は競争者であり、あらゆるレベルで勝利してきており、周りの選手やこの街自体が彼をエンジンとして回っています」。

ラプターズで8シーズン目を迎えるラウリーは、昨シーズンにチームのNBA初優勝に大きく貢献。2018-19シーズンは自身のキャリア最多となる平均8.7アシストを記録し、ゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に行なわれたNBAファイナルでの優勝を決めた第6戦では、26得点の活躍を見せた。

ラプターズでは通算497試合で平均17.4得点、7.1アシスト、4.9リバウンド、34.4分を記録しており、レギュラーシーズンの通算3ポイント成功数の1223本と通算746スティールはチーム記録だ。さらにプレイオフでの通算出場試合数(73)、通算得点(1240)、通算3P成功数(157)、通算アシスト数(462)、通算(101)でもチーム記録を保持している。

ラウリーは「ラプターズで成し遂げてきたことをとても誇りに思っており、トロントをホームと呼び続けられることをとても嬉しく思っています」と話す。

「トロントの街とカナダに優勝トロフィーを持ってきることができたのは、自分のキャリアにおいて成し遂げてきた最高のことをひとつです。今後も毎年それを目標にプレイしたいです」。

フィラデルフィア出身のラウリーは、5シーズン連続でNBAオールスターに選出されており(2015-19)、そのうち2度は先発に投票されている。2015-16シーズンにはキャリア最多となる平均21.2得点を記録し、オールNBAサードチームに選出された。2016年の夏にはアメリカ代表の一員としてブラジルで開催されたリオデジャネイロ・オリンピックに出場し、金メダルを獲得している。

2006年のNBAドラフトで全体24位でメンフィス ・グリズリーズに指名され、キャリア最初の3シーズン(2006-09)をグリズリーズで過ごしたのちに、2009年にヒューストン・ロケッツにトレードされた。ロケッツでは4シーズン(2009-12)をプレイし、2012年7月11日に、ギャリー・フォーブズと1巡目指名権とのトレードでラプターズに加入した。

原文:Raptors officially sign Kyle Lowry to contract extension by NBA.com

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