トロント・ラプターズのマサイ・ウジーリGMは、デマー・デローザンがサンアントニオ・スパーズへのトレードを受け入れられていなかったと語った。ウジーリGMは、自分に非があったかもしれないと考えている。
ウジーリGMは、当初トレードする意思がないことをデローザンに伝えたと報じられた。だが、7月20日(日本時間21日)の会見で、ウジーリGMはデローザンとの間で意思の疎通が上手くできていなかったことを認めた。
スパーズからカワイ・レナードを獲得したトレードに関する会見で「サマーリーグの会場でデマーと話した。この話は、そのくらいにしておきたいのだが」と話し始めたウジーリGMは、次のように続けた。
「我々は、話をした。私が至らなかった部分は、今後チームとして彼に期待することを言ってしまったことかもしれない。トレードに関して話す必要はなかったが、今後の彼に何を期待するか話してしまった。そこにギャップが生まれてしまった」。
「私の立場上、チームとしてどう前進するかを考えなければならない。もしコミュニケーションが上手くいっていなかったのだとしたら、デマー、彼の家族、代理人に謝罪する。意図してやったことではない」。
ウジーリGMは、レナードのような選手を獲得できる機会に飛びつく必要があったと釈明。レナードの意思に関しては憶測が飛び交っているものの、ウジーリGMによれば、同選手はラプターズでのプレイを希望しているという。
「カワイ、彼の代理人、叔父とは連絡を取り合っている。すべて上手く進んでいる。彼と直接会うのが楽しみだ。できる限り彼らに快適に過ごしてもらう方法を見つけることが私の責任だ。上手くいく自信がある。良いゲームプランを持っているので、どうなるか見てみたい」。
キャリア9年目までラプターズ一筋のキャリアを送ってきたデローザンは、在籍中4シーズンでオールスターに選出された。デローザンは、あと3年8300万ドル(約92億4500万円)の契約を残している。
原文:Raptors GM: ‘I do apologize to DeMar DeRozan’ by Travis Durkee/Sporting News(抄訳)