もしシカゴ・ブルズ対ボストン・セルティックスによるNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス・ファーストラウンドが第7戦までもつれたとしても、ラジョン・ロンドがコートに立つ可能性は極めて低い。
ブルズのフレッド・ホイバーグ・ヘッドコーチは、4月28日(日本時間29日)にユナイテッド・センターで行なわれるセルティックスとの第6戦にロンドが出場しないことを明言。仮にブルズが第6戦に勝利し第7戦にもつれ込んだとしても、今シリーズ中にロンドが復帰することはないという。
ホイバーグHCはリポーターに対し「現時点では何も変わっていない」と語った。
「今朝ホテルでフィルムセッションを行なった。当然ながら、ホテルを出るまではコートでの運動は何もしなかった。ラジョンは今夜の練習に参加するだろうが、(26日に)話した通り、彼がコートに戻るまでには時間がかかる。少なく見積もっても、今回のシリーズ中に復帰することはないだろう」。
ロンドは18日(同19日)にTDガーデンで行なわれた第2戦(111-97でブルズが勝利)で右手の親指を骨折し、靭帯を損傷した。ロンドが欠場した第3戦以降、セルティックスは3連勝をマークし、シリーズ突破に王手をかけている。ホイバーグHCは、想像力のあるポイントガード不在を第3戦からの連敗の理由にあげた。
ホイバーグHCは「ラジョンがプレイすることで非常に良い流れに乗れていた」と言う。
「チームの流れは素晴らしかった。プレイのペースも非常に良かった。深い位置で素早くボールを奪い、相手のディフェンスがセットされる前に攻撃できていた。我々は、そうした展開で良い結果を残してきた。当然ながら、ロンドの離脱によって変更を余儀なくされてしまった部分だ」。
原文:NBA playoffs 2017: Bulls' Rajon Rondo likely out for rest of series vs. Celtics by Gabrielle McMillen/Sporting News