3月7日(日本時間8日)にジョージア州アトランタのステイト・ファーム・アリーナで開催された第70回NBAオールスターゲームで、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズはチーム・レブロンのキャプテンとして12分46秒の出場で、4得点、4アシスト、2リバウンドを記録した。チームは、チーム・デュラントに170-150で勝利し、4年連続でチーム・レブロンのキャプテンを務めたジェームズは自身がキャプテンを務めた今回を含む4回のオールスターで4戦4勝となった。
オールスターゲーム後、ジェームズは報道陣の質疑に応じ、「オールスターのキャプテンから引退させてくれるのを願う」と話した。また、高校生の息子ブロニーとNBAでプレイすることは長期的な目標であると語った。
以下、試合後の記者会見抜粋。
――ステフィン・カリーやヤニス・アデトクンボといった選手たちを見て、楽しめたか?
もちろんだ。だから彼らを指名した。僕が日々競っている選手たち、畏敬の念を抱いている選手たちだよ。ステフ(カリー)と組むのは初めてだった。彼と一緒にコートに立つのは光栄だったよ。僕は彼が今の選手になるのを見てきた。ステフやヤニス、ほかのみんなと一緒にやれて素晴らしかった。
――チームを選ぶようになって、これで4連勝。引退したらGMに?
オールスターのキャプテンから引退させてくれるのを願うよ(笑)。そうすれば、4連勝と完璧な記録で引退できるし、永遠にその記録を保持できる。でも、どうなるか見てみないとね。
僕は常に正しいチームを選ぼうとしている。この4年は幸いにも正しいチームを選ぶことができた。みんなが競って、勝つためにプレイした。4年ずっと勝者の側だった。
――優勝4回にファイナルMVP、その他のトロフィー…レブロン・ジェームズに次に待つのは何? 次の大きな目標は何か? ブロニー(息子)とNBAでプレイすること?
目標のひとつなのは確かだね。でも、それは長期の目標だ。今、息子は高校生だし、大切なのはティーンエイジャーとして楽しむことだ。でも、いつかこのリーグで息子と同じコートに立つことができたら、素晴らしい経歴になるだろうね。NBAは自分に本当に多くを与えてくれた。恩返ししようと思っている。だから、自分のプレイで、自分がゲームにもたらすもので、それができたり、息子がNBAに役立つことでそれができれば、僕にとっては褒美であり、光栄なことだ。
僕にはまだ情熱を感じること、キャリアでやりたいと思うことがたくさんある。まだ優勝を目指している。それが今の目標であり、モチベーションだ。