第6戦に集中するステフィン・カリー「チームの勢いは本物」

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6月12日(日本時間13日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、トロント・ラプターズとのNBAファイナル2019 第6戦を前に、報道陣の質問に答えた。

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――今の勢いは本物で、試合から試合へと繋がっていくもの?

勢いは間違いなく本物。それを次の試合で自分たちが生かせるかどうか次第だ。試合開始から集中して、修正してくる相手に対応できるかどうか。プレイオフのシリーズは、そういうものだ。相手は映像を見て対策を練ってくる。ただ、勢いや自信は、全てのポゼッション、毎クォーターでチームがやろうとしていることだったり、試合に勝つために必要。この勢いは本物だよ。

――ケビン・デュラントは、Instagramに現在の心境を投稿した。彼と話す機会はあった? 明日の試合は彼のためにプレイする気持ちでいる?

(デュラントが負傷してからの)24時間で言えることは少なかった。けがの程度も、復帰までの過程も知らなかった。明日の試合へのモチベーションについて語る必要はない。クレイ(トンプソン)も言っていたけれど、ホームコートを守ること、観客の声援を力に変えること、K(ケビン)のためにプレイすること、シリーズを続けること。明日の試合では力に変えられることが多い。準備はできているよ。

ーーケビンの身に起こったことに関して、誰を責めるべきかという意見も出ている。球団が彼に出場するよう迫ったのか、彼がチームメイトのために出場すべきというプレッシャーを感じていたのか、という話もある。過去にけがから復帰した経験から、責任の所在を明らかにするという議論について、どう感じている?

何かが起こってから言うのは、誰にでもできることだ。1日は24時間しかないわけで、今回のような状況では、いろいろな要素が出てくる。自分たちのケース、それからKのケース、彼の性格、周りが知らないところでの状況などもあるけれど、選手なら誰でもプレイしたがるものだ。もしプレイするチャンスがあるなら、プレイしたいと思うものなんだ。それが競技者だ。特に、このステージではね。

僕はチームのメディカルスタッフを信頼している。ボブ・マイヤーズ(GM)が今回のシリーズだけではなくて、長期的な視点でも自分たちのコンディションに気を配ってくれていることを知っている。彼がどれだけ今回のことで責任を感じているかは、(第5戦後)に皆さんの前で話していた彼の姿からわかる。その気持ちは純粋で、嘘偽りのないものだ。仮定の議論をするのは時間の無駄だよ。けがは辛いことだし、残念でしかない。ただ、それも試合の一部であって、これからも変わらない。それでも全員が適切で、スマートな決断を下そうとしている。その結果を受け入れるしかない。それも試合の一部なんだ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ