【NBA注目カード展望】ジャ・モラントを擁するグリズリーズ vs ザイオン・ウィリアムソンがデビューを果たしたペリカンズの注目ポイント

Reo Onishi

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日本時間2月1日(現地1月31日)、最優秀新人選手の有力候補であるジャ・モラントを擁するメンフィス・グリズリーズと、ドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソンがデビューを果たしたニューオーリンズ・ペリカンズが対戦する。この試合は、『NBA Rakuten』で2月1日(土)午前10時から配信される。

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注目ルーキー対決がようやく実現

1月に入ってから11勝3敗と絶好調のグリズリーズは、ついに勝率を5割(24勝24敗)に乗せ、プレイオフ圏内であるウェスタン・カンファレンス8位に位置している。1月のオフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの平均得点数)は114.9のリーグ6位と、オフェンスの調子が非常に良い。

その要因は、ボール回しだ。グリズリーズは平均アシスト数が27.8本、アシスト率(アシスト付きの得点の比率)が19.3%でどちらもリーグトップ。モラントの平均7.2本を筆頭に、8選手が平均2本以上を記録しており、パスオフェンスで相手ディフェンスを崩しているのがよくわかる。

一方のペリカンズは、注目のウィリアムソンがデビューを果たしてから4試合で2勝2敗だ。敗戦はどちらも接戦を落としているもので、現在はボストン・セルティックスとクリーブランド・キャバリアーズに勝利して2連勝中だ。

ウィリアムソン効果は数字にも現れている。ウィリアムソンがコート上にいるときのオフェンシブ・レーティングは111.9、ディフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの平均失点数)は100.5で、その差を表すネット・レーティングは11.4と高水準だ。サンプル数が少ないものの、このネット・レーティングはチームでトップを誇る。

逆にウィリアムソンがコートにいないときのオフェンシブ・レーティングは109.5とそこまで変わらないものの、ディフェンシブ・レーティングが112.8と、守備力が大幅に低下しているのがわかる。1対1のディフェンスは、まだピック&ロールの標的にされていたりと、課題があるのは明らかではあるものの、ヘルプディフェンダーとしての存在感は抜群だ。

シーズン前から評判の高かったふたりのルーキーを擁するチームの対戦がようやく実現するということもあり、注目度の高い試合となりそうだ。

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2月1日(土)AM 10:00よりNBA Rakutenでライブ配信!

Reo Onishi