NBA 2019-20シーズン開幕第10週(現地12月23~29日)のプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手賞)に、ウェスタン・カンファレンスからニューオーリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラムと、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンが選出された。
クリスマスゲームで自己最多の3P成功7本、平均25得点超
イングラムは平均25.3得点、フィールドゴール成功率49.3%、3ポイントショット成功率54.2%、フリースロー成功率100%、7.3リバウンド、4.5アシスト、2.0スティールを記録し、ペリカンズの4戦全勝に貢献している。
第10週の101得点はリーグ4位。FG成功率45%、3P成功率50%以上で平均25得点をマークした4人の1人で、平均25得点、7.0リバウンド、4.5アシスト、2.0スティール以上を記録したのは、イングラムともう1人しかいない。
また、イングラムはペリカンズの4試合のうち、3試合でチーム最多得点、2試合でチーム最多アシストを記録している。デンバー・ナゲッツとのロードでのクリスマスゲームでは、自己最多の7本の3Pを決め、クリスマスゲーム最高となる3P成功率をマークした。
なお、ペリカンズで週間最優秀選手に選ばれたのは9人目で、イングラム自身はキャリア初の選出。今季のペリカンズは30試合出場で平均25.3得点(リーグ10位)、7.0リバウンド、3.9アシスト、1.0スティールを記録している。
自身初の2戦連続30得点超、チーム最多の平均27得点
一方、ブラウンは3試合でチーム最多の平均27.0得点、FG成功率62.2%(3P成功率57.9%)、6.7リバウンド、2.3アシスト、1.0スティールを記録。この週に平均25得点、FG成功率60%以上をマークしたのは、イーストでブラウンのみだった。
12月27日(日本時間28日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、FG20本中13本成功(3P10本中5本成功)で自己最多の34得点を記録し、セルティックスの勝利に貢献。25日(同26日)のトロント・ラプターズとのクリスマスゲームでも、FG成功率76.9%の30得点をあげており、自身初の2試合連続30得点超を達成している。
セルティックスからの選出は、2017年2月のアイザイザ・トーマス以来。今季のブラウンは27試合に先発出場し、平均33.6分間のプレイで20.6得点(FG成功率51.8%、3P成功率40.0%)、7.0リバウンド、2.4アシスト、1.1スティールを記録している。今季の平均20得点、FG成功率51%超えは、NBAでヤニス・アデトクンボ、カール・アンソニー・タウンズ、デマー・デローザンとブラウンの4選手のみとなっている。