NBAアリーナに銅像を持つ選手一覧

大西玲央 Reo Onishi

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マイアミ・ヒートが、長年チームで活躍し3度の優勝に大きく貢献したドウェイン・ウェイドの銅像を、本拠地のカセヤ・センターで10月27日(日本時間28日)に公開することを発表した。

これまでにNBAのアリーナにて銅像が建てられた選手は13人しかおらず、ウェイドは史上14人目となる。

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ここではNBAアリーナに自身の銅像が建てられている選手をまとめる。

Michael Jordan Statue
(NBA Entertainment)

マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ)

公開年:1994

スポーツ選手の中で最も有名な銅像のひとつと言っても過言ではないのがシカゴ・ブルズのアリーナにあるマイケル・ジョーダンのものだろう。ブルズで6度の優勝、6度のファイナルMVPに輝き、王朝を築いたスーパースターだ。以前はユナイテッド・センターの外に建てられていたが、2017年に屋内に移設された。

ジョーダンの最初の引退時に作成されており、その後に現役復帰したことから、現役選手ながらもアリーナに銅像が建っているという珍しいケースにもなっている。

George Mikan statue
(NBA Entertainment)

ジョージ・マイカン(ミネアポリス・レイカーズ)

公開年:2001

レイカーズがロサンゼルスに移転する前の、ミネアポリス・レイカーズで活躍したジョージ・マイカンの銅像は、レイカーズの本拠地ではなくミネソタ・ティンバーウルブズの本拠地であるターゲット・センターのロビーに建てられている。1940~50年代にかけて5度の優勝を誇る、リーグ最初のスター選手と呼ぶべき存在のひとりだ。

Magic Johnson Statue
(NBA Entertainment)

マジック・ジョンソン(ロサンゼルス・レイカーズ)

公開年:2004

5度の優勝、3度のMVP受賞、通算アシスト数歴代4位と、1980年代のNBAを代表するスーパースターであるマジック・ジョンソンの銅像は、レイカーズの本拠地であるクリプトドットコム・アリーナ(当時はステイプルズ・センター)の外に建てられている。

Wilt Chamberlain statue
(NBA Entertainment)

ウィルト・チェンバレン(フィラデルフィア・76ers)

公開年:2004

歴代記録を調べていると必ずと言っていいほど名前が出てくるウィルト・チェンバレン。複数のチームでプレイしているが、銅像が建っているのはフィラデルフィア・76ersのウェルズ・ファーゴ・アリーナだ。76ersは練習施設にもジュリアス・アービング、チャールズ・バークリー、モーゼス・マローン、アレン・アイバーソンなどチームを代表する選手たちの銅像が建てられている。

Karl Malone, John Stockton statue
(NBA Entertainment)

ジョン・ストックトン&カール・マローン(ユタ・ジャズ)

公開年:2005、2006

オールドファンでなくても、ジャズと言えばストックトン&マローンのコンビという認識の人は多いだろう。それだけ、この2人はチームの象徴となっている。2005年にストックトン、2006年にマローンの銅像が本拠地であるデルタ・センターに建てられ、横並びに配置されている。

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Jerry West statue
(Ge

ジェリー・ウェスト(ロサンゼルス・レイカーズ)

公開年:2011

優勝は1回だが、レイカーズの輝かしい歴史のなかでもトップクラスの選手として評価されているジェリー・ウェスト。1969年のNBAファイナルでは敗れながらもMVPに選出される偉業を達成している。2024年6月12日に逝去したことを受けて、レイカーズは2024-2025シーズン中にウェストの背番号バンド(44)を着用する。

Kareem Abdul-Jabbar statue
(Getty Images)

カリーム・アブドゥル・ジャバー(ロサンゼルス・レイカーズ)

公開年:2012

6度の優勝、通算得点歴代2位の記録を誇るカリーム・アブドゥル・ジャバーも銅像が建てられており、彼のシグネチャームーブであるスカイフックをしている姿がクリプトドットコム・アリーナの外に立っている。

Dominique Wilkins statue
(NBA Entertainment)

ドミニク・ウィルキンズ(アトランタ・ホークス)

公開年:2015

9度のオールスター選出、そしてスラムダンクチャンピオンに2度輝いているウィルキンズの銅像は、ホークスの本拠地であるステイトファーム・アリーナに建てられている。ウィルキンズと言えばダンクというイメージが強いが、銅像も彼の力強いウィンドミルダンクに向かう姿を描いている。

Shaquille O'Neal statue
(NBA Entertainment)

シャキール・オニール(ロサンゼルス・レイカーズ)

公開年:2017

レイカーズの2000年代3連覇をコービー・ブライアントと共に支えたシャキール・オニールは、彼らしくツーハンドダンクを叩き込む銅像だ。

Elgin Baylor statue
(NBA Entertainment)

エルジン・ベイラー(ロサンゼルス・レイカーズ)

公開年:2018

ミネアポリス時代からロサンゼルスにかけてレイカーズで長年活躍したエルジン・ベイラー。11度のオールスター選出、ゼネラルマネジャーとしてもクリッパーズで22年務めている。

Dirk Nowitzki statue
(Getty Images)

ダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)

公開年:2022

2011年にダラス・マーベリックスを見事優勝へと導いたダーク・ノビツキーは、リーグ史上最高の外国籍選手のひとりだ。ノビツキーはマーベリックスだけでなくダラス市からも表彰されており、市内にある通りの名前がノビツキー・ウェイに改名されている。

Kobe Bryant statue
(Getty Images)

コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)

公開年:2024

コービーは3つの銅像が作成されることが発表されており、画像は2つ目の銅像で娘のジアンナさんと一緒に座っている姿だ。1つ目の銅像は背番号8時代に81得点を記録した際の姿だ。3つ目は2024-2025シーズン中に公開される予定だ。

ドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)

公開年:2024(予定)


最も銅像が多いのはレイカーズで6体。優勝回数も多く名門チームということもあり納得だ。意外とアリーナに銅像を持っていないのはボストン・セルティックスだが、ビル・ラッセルの銅像がアリーナを飛び越えボストン市庁舎に建造されている。

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大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。