4月19日(日本時間20日)にルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイイン・トーナメント、サクラメント・キングス対ニューオーリンズ・ペリカンズの一戦は、ペリカンズが105-98で勝利し、プレイオフ進出を決めた。
ペリカンズは西地区第8シードを獲得。プレイオフ・ファーストラウンドで第1シードのオクラホマシティ・サンダーと対戦する。第1戦は21日(同22日)に行われる。
第1クォーターに6ターンオーバーからキングスに11得点を許し、一時は7点のビハインドを背負ったペリカンズだが、CJ・マカーラムのレイアップやトレイ・マーフィー三世の3ポイントショットなどで挽回。第2Qに一時13点のリードを手にした。
2日前のロサンゼルス・レイカーズ戦でハムストリングを痛めたザイオン・ウィリアムソンが欠場したペリカンズだが、代わって先発出場したマーフィー三世ら6選手が二桁得点。今季の対戦で5戦全勝していたキングスを下し、プレイオフに駒を進めた。なお、プレイオフを除くシリーズ6勝0敗は、1994-995シーズンのミネソタ・ティンバーウルブズ相手のデンバー・ナゲッツ以来の記録だ。
ペリカンズはブランドン・イングラムが24得点、6リバウンド、6アシスト、ヨナス・バランチュナスが19得点、12リバウンド、マーフィー三世が16得点、8リバウンド、6アシスト、ラリー・ナンスJr.が13得点、ナジ・マーシャルが11得点、6リバウンド、ホセ・アルバラードが10得点、5アシストを記録した。
バランチュナスは「団結を保った。お互いを支えた。お互いのためにプレイしたんだ」と話している。
「僕ら全員がプレイオフ進出を望んでいる。良いバスケットボールをしてそれを達成できた。互いに支え、攻守両面で助け合い、ボールを分かち合ってね。つまり正しいプレイをした。ああやってバスケットボールできたのは楽しい」
レギュラーシーズンで49勝のチームがプレイオフに進めなかったのは、1972年のフェニックス・サンズが最後だ。ナンスJr.は「僕らはふさわしい。そう思ってこの試合に臨んだ」と述べた。
「僕たちはプレイオフ進出にふさわしい。49勝したのは偶然じゃないんだ」
一方、キングスはディアロン・フォックスが35得点、7リバウンド、5アシスト、ドマンタス・サボニスが23得点、14リバウンド、7アシスト、ハリソン・バーンズが17得点、5リバウンド、キーガン・マレーが11得点、7リバウンド、デイビオン・ミッチェルが10得点をマークしている。
なお、ペリカンズの勝利により、2020年のプレイイン・トーナメント導入以降、レギュラーシーズンでカンファレンス7位だったチームの連続プレイオフ進出記録が続いたかたちだ。
本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。