バトラー不在のヒートがブルズを下してプレイオフへ タイラー・ヒーローがトリプルダブルに迫る活躍|NBAプレイイン・トーナメント2024

坂東実藍 Miran Bando

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4月19日(日本時間20日)にフロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われたイースタン・カンファレンスのプレイイン・トーナメント、シカゴ・ブルズ対マイアミ・ヒートの一戦は、ヒートが112-91で勝利し、プレイオフ進出を決めた。

ヒートは東地区第8シードを獲得。プレイオフ・ファーストラウンドで第1シードのボストン・セルティックスと対戦する。過去2シーズンのカンファレンス・ファイナルで対戦してきた両チームの第1戦は、21日(同22日)に行われる。

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首の負傷でテリー・ロジアーが欠場のヒートは、2日前のフィラデルフィア・76ers戦で右ひざを負傷したジミー・バトラーも不在。だが、第1クォーターに5点ビハインドから連続19得点で14点をリード。主導権を握ると、第2Qにリードを20点まで広げる。

第2Qで13得点にとどまりながらも、10点差をつけてハーフタイムに突入したヒートは、後半中盤にも連続14得点。両チームともショットが決まらない時間帯のあった一戦は、二度にわたって大きなランを見せたヒートが制した。

ヒートはタイラー・ヒーローが24得点、10リバウンド、9アシスト、ハイメ・ハケスJr.が21得点、6リバウンド、6アシスト、ケビン・ラブが16得点、7リバウンド、バム・アデバヨが13得点を記録している。

ハケスJr.は「結局、とにかくマイアミ・ヒートのカルチャーとタフネスを出さなければいけないんだ」と話した。

「ボストンでの2試合だね。かなり早くに僕らは調子を定め、意欲を示し、本当にフィジカルに戦った」

一方、ブルズはデマー・デローザンが22得点、ニコラ・ブーチェビッチが16得点、14リバウンド、5アシスト、コービー・ホワイトが13得点、ジャボンテ・グリーンが12得点、アヨ・ドスンムが10得点をマークした。

デローザンは「キツいよ」と述べた。

「僕らはイージーなショットをたくさん失敗してしまった」

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。