【プレイイン展望】グリズリーズ対ウォリアーズ:レギュラーシーズン最終戦から5日後の再戦、再び得点王ステフィン・カリーの爆発はあるか

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【プレイイン展望】グリズリーズ対ウォリアーズ:レギュラーシーズン最終戦から5日後の再戦、再び得点王ステフィン・カリーの爆発はあるか image

5月22日(現地21日)にゴールデンステイト・ウォリアーズとメンフィス・グリズリーズが、ウェスタン・カンファレンスのプレイオフ第8シードの座をかけて対戦する。

ウェスタン・カンファレンス8位でレギュラーシーズンを終えたウォリアーズは、20日(現地19日)に行なわれたプレイイン・トーナメントで同7位のロサンゼルス・レイカーズに敗れた。勝ったレイカーズは第7シードでのプレイオフ進出が決定した。一方、グリズリーズは同じく20日(現地19日)にサンアントニオ・スパーズ(同10位)に勝利。ウォリアーズとグリズリーズは、プレイオフ最後の枠を懸けて、ウォリアーズの本拠地チェイス・センターで最終決戦に臨む。

日本時間5月22日 午前10:00開始予定
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敗れたチームはそこでシーズンが終了し、勝利したチームは第8シードとしてプレイオフに出場し、1回戦でウェスト第1シードのユタ・ジャズと対戦することとなる。

ウォリアーズは2015年から5年連続でNBAファイナルに進出し、その間に3回の優勝を果たしたが、昨季は8年ぶりにプレイオフ不出場。2シーズンぶりのプレイオフ復帰を目指している。

一方のグリズリーズは、2017年以来4年ぶりとなるプレイオフ出場を狙う。

今季の直接対決

ウォリアーズとグリズリーズは今季3度対戦しており、ウォリアーズが2勝1敗で勝ち越している。今季初対決は3月20日(現地19日)にグリズリーズのホームであるフェデックス・フォーラムで行なわれ、アンドリュー・ウィギンズが40得点をあげたウォリアーズが、前半に19点のリードを奪って116-103で勝利した。

バック・トゥ・バック(2日連続)の2戦目となった21日(現地20日)の2度目の対戦は、ホームのグリズリーズが111-103でリベンジ。2点ビハインドで迎えた後半に62-52と逆転勝利している。

最後の対戦は、38勝33敗同士で迎えた17日(現地16日)のレギュラーシーズン最終戦。ウェスト8位の座を懸けての直接対決は、113-101でウォリアーズが制した。前述の2試合を欠場したステフィン・カリーが、9本の3ポイントショット成功を含む46得点をあげている。

得点王&MVP候補カリー

そのカリーを前回の対戦で守ったディロン・ブルックスは、第4クォーター残り6分12秒にファウルアウトしている。それまで、ブルックスがコートにいる間も、カリーは30得点をあげたが、フィールドゴール27本中11本成功、5ターンオーバーという数字だった。

そしてブルックスがコートを去って迎えた終盤、2点リードのウォリアーズはカリーが残り3分17秒から3本連続3P成功と爆発。チームの最後の13得点のうち11得点をあげる活躍でチームを勝利に導いている。

カリーは今季平均32.0得点でワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビール(同31.3得点)を上回り、自身2回目の得点王に輝いた。21日(現地20日)に発表されたレギュラーシーズンMVPの最終候補にもノミネートされている。ウォリアーズの絶対エースが再び爆発するか、グリズリーズが抑えられるか注目だ。

勝てば首位ジャズと対戦

勝利したチームは、第1シードのジャズとのプレイオフ1回戦へと進む。第1戦は5月24日(現地23日)。敗れたチームは、シーズン終了となる。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ