3月21日(現地20日)、ヒューストン・ロケッツからミルウォーキー・バックスにトレードされたPJ・タッカーらの入団会見が行なわれた。会見での様子を、『AP』が伝えている。
ロディオンズ・クールッツとともにバックスにトレードされたタッカーは、会見で「身体を動かしたかったし、チームメイトとも話したかったから、今日も急いで練習に行きたくて仕方がなかった」と語った。
「良い感じだった。充電は完了している」。
マイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチは「彼のディフェンスは、エリートレベルにある」と、タッカーを称賛している。
「複数のポジションを相手に守れて、このリーグのベストプレイヤーを相手にしても守れる。フィジカルの強さをもたらしてくれ上に、プレイオフでの経験も豊富で、3ポイントショットによりスペースを広げてくれる。判断力にも優れ、高いバスケットボールIQを備えた知的な選手だ」。
「優勝する可能性、それから特別なことを成し遂げられる可能性がある」と語ったタッカーは、直近2シーズン続けてMVPに選ばれたヤニス・アデトクンボとの共闘を楽しみにしている。
「今日ヤニスと会って、お互いに顔を見合わせて同じことを言ったんだ。彼は『もう君と対戦しなくて済む』と言ってくれて、僕も『もう君を相手にガードしなくて済む』と言って、お互いに笑った。これまでに何度か厳しいバトルを繰り広げたことがあったからね。これから同じチームでプレイできるのはうれしい」。