ニックスがボーヤン・ボグダノビッチとアレック・バークスをピストンズとのトレードで獲得 両チームが発表

YOKO B

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2月8日(日本時間9日)、ニューヨーク・ニックスデトロイト・ピストンズがトレードを発表した。

トレード内容は以下のとおり。

ニックス獲得

  • ボーヤン・ボグダノビッチ
  • アレック・バークス

ピストンズ獲得 

  • エバン・フォーニエ
  • マラカイ・フリン
  • クエンティン・グライムズ
  • ライアン・アーチディアコノ
  • 将来の2巡目指名権2つ
  • 金銭

ニックスが獲得したボグダノビッチは、今季ピストンズで28試合に出場し、1試合平均32.9分のプレイで20.2得点、3.4リバウンド、2.5アシスト、3ポイントショット成功率41.5%を記録している。今季NBAで3P成功率が40%を超え、平均20得点以上、3本以上の3Pを決めた6選手のうちの1人。

34歳のボグダノビッチは、2011年NBAドラフト全体31位でマイアミ・ヒートに指名され、ブルックリン・ネッツ、ワシントン・ウィザーズ、インディアナ・ペイサーズ、ユタ・ジャズ、ピストンズでの9シーズンでキャリア通算690試合(先発572試合)に出場。1試合平均29.5分のプレイで、15.8得点(3P成功率39.5%、フィールドゴール成功率46.1%)、3.6リバウンド、1.7アシストを記録している。

同じくニックスが獲得したバークスは、ピストンズでの2シーズンで94試合に出場し、1試合平均12.7得点(FG成功率41.6%、3P成功率40.7%)、2.9リバウンド、1.9アシストを記録。32歳のバークスは2022年7月にニックスからトレードで移籍。キャリア通算719試合に出場し、10.9得点、3.4リバウンド、2.0アシストを記録している。

一方、ピストンズが獲得したグライムズは、今季ニックスで45試合(先発18試合)に出場し、1試合平均20.2分のプレイで7.3得点、2.0リバウンド、1.2アシストをマーク。2021年のNBAドラフト全体25位で指名されたグライムズは、ニックスでの3シーズンで通算162試合(先発90試合)に出場し、平均8.6得点(FG成功率43.6%、3P成功率37.9%)、2.5リバウンド、1.5アシストを記録している。

2012年のドラフト全体20位でデンバー・ナゲッツに指名されたNBA歴12年のベテランのフォーニエは、ナゲッツ、オーランド・マジック、ボストン・セルティックス、ニックスでキャリア通算675試合に出場(先発は504試合)。キャリア平均13.9得点、2.7リバウンド、2.5アシストをマーク。ニックスでは3シーズンを過ごし、1試合平均26.0分のプレイで、11.8得点、2.4リバウンド、1.9アシストを記録している。

フリンは今季、ニックスとラプターズで45試合に出場し、1試合平均11.9分のプレイで、4.6得点、1.4リバウンド、1.3アシストを記録。NBA4年目のベテランであるフリンは、2023年12月30日にニックスへトレードされるまでの4シーズン、ラプターズでプレイした。

NBA7シーズン目のアーチディアコノは、シカゴ・ブルズ、ニックス、ポートランド・トレイルブレーザーズで通算257試合に出場し、1試合平均4.0得点、1.8リバウンド、1.9アシストを記録している。2016年にドラフト外でNBA入りしたアーチディアコノは、2017-18シーズン前にブルズと2ウェイ契約を結んだ。

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。