デトロイト・ピストンズが、球団再建に向け動き始めた。
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『ESPN』によれば、ピストンズはメンフィス・グリズリーズの前エグゼクティブ、エド・ステファンスキと3年契約を結び、シニアアドバイザーに招聘したという。ステファンスキの役割は球団のバスケットボール運営部門の刷新で、GMとヘッドコーチをサポートするものになるようだ。
ステファンスキは「デトロイトに向かい、全スタッフの意見や考え方を聞くつもりだ」と語っている。
「それらを踏まえ、オーナーのトム・ゴアーズに今後の方向性を進言する。差し当たって、球団にはHCとGMが必要だ。これから同時に探すようになるだろう」。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、ピストンズはトロント・ラプターズ前HCのドウェイン・ケイシーを新HC最有力候補として検討しているという。ケイシーは、NBAコーチ協会が選出する年間最優秀コーチ賞を受賞したが、クリーブランド・キャバリアーズとのイースタン・カンファレンス・セミファイナル敗退後、ラプターズから解任された。
現時点ではピストンズのGMはジェフ・バウワーが務めているものの、すでに元選手などを含め面談を受けている状態で、ステファンスキが後任候補を評価する予定だ。
ピストンズは今季途中にロサンゼルス・クリッパーズからブレイク・グリフィンを獲得したものの、今季39勝43敗、イースト9位で終えた。
原文:Pistons hire Ed Stefanski as senior adviser; reportedly targeting Dwane Casey as coach by Alec Brzezinski/Sporting News(抄訳)