11月15日(日本時間16日)、ターゲット・センターで行なわれたフェニックス・サンズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、99-96でサンズが勝利した。
第4クォーターだけでクリス・ポールが19得点をあげたサンズは、残り16.1秒にデビン・ブッカーがフリースローを1本決めてリードを2点とする。ディアンジェロ・ラッセルの3ポイントショットが決まらず、アンソニー・エドワーズがオフェンシブリバウンドをコントロールできなかったウルブズに対し、サンズはブッカーがさらにFTを1本沈めて勝利を引き寄せた。
これでサンズは現在のリーグ最長となる9連勝。チームにとっては2010年4月の10連勝以来の最長記録となる。また、サンズは3試合連続で対戦相手を100得点未満に抑えており、これは2015年3月末以来の記録だ。
シーズン成績を10勝3敗としたサンズは、ブッカーが29得点、ポールが21得点、8アシスト、負傷から6試合ぶりに復帰したディアンドレ・エイトンが32分54秒の出場で、フィールドゴール14本中10本成功の22得点、12リバウンドをマークしている。
ブッカーは「きれいな試合だったとは言えないけれど、勝てればどんな試合もその分だけ良く感じるものだ」と喜んだ。
「ハードな試合だったし、バック・トゥ・バック(2日連続試合)でもあった。相手も良いプレイをしていた。最終的には勝つことができた。その方が気分は良いね」。
一方、4勝9敗のウルブズは、カール・アンソニー・タウンズが35得点、13リバウンド、ラッセルが22得点、マリーク・ビーズリーが12得点、8リバウンドを記録した。
9戦8敗と苦しんでいるウルブズだが、タウンズは「第4Qがやり合いになった」と話している。
「両チームが勝利を目指し、難しいショットを決めていた。楽なものはなかった。今日は誇れることがたくさんある。もちろん、勝てなかったことにはがっかりしている。それでも、僕らが見せたエネルギーや努力、粘り強さにはとても満足している」。