1月2日(日本時間3日)、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで行われたフェニックス・サンズ対シャーロット・ホーネッツの一戦は、133-99でサンズが快勝した。
2021年最後の敵地でのボストン・セルティックス戦で敗れ、4試合で3敗を喫していたサンズは、ディアンドレ・エイトンやジェイ・クラウダー、ジャベール・マギーがNBAの安全衛生プロトコル入りで欠場。1試合平均で48得点をあげる選手たちを欠いていたが、前半から大差をつける。
サンズはハーフタイムまでにデビン・ブッカーが20得点をあげ、チーム全体で3ポイントショット22本中10本成功。73-47と26点リードで前半を終えると、後半も最大43点差をつけて圧勝した。
28勝8敗でリーグ首位のゴールデンステイト・ウォリアーズに0.5ゲーム差としたサンズは、ブッカーが24得点、7リバウンド、ジェイレン・スミスが自己最多タイの19得点、12リバウンド、ランドリー・シャメットが17得点、4スティール、クリス・ポールが7得点、6リバウンド、16アシストを記録。スターター全員を含む8選手が二桁得点をあげている。
メイソン・プラムリーを相手にワンハンドのダンクを見舞い、トラッシュトークでテクニカルファウルを宣告されたスミスについて、ポールは「ああいうのが見られて良かったよ」と賛辞を寄せた。
「僕たちは、彼がそうやって感情を出すのを1年ずっと待っていたんだ。このリーグ、特に僕らのような良いチームにいると、ローテーションから外れて落ち込むこともある。でも、彼は仕事を続け、準備を整えてきた」。
そのスミスはプロになって最も完成された試合ができたとし、いつも耳元で助言してくれるポールが、プロとして成長できた大きな要因だと感謝している。
「ずっと彼から助言してもらっているんだ。どのようにコートへ向かうべきか、どうやって成長を続けるかを教えてもらった」。
一方、連勝が3で止まったホーネッツ(19勝18敗)は、ラメロ・ボールが17得点、ケリー・ウーブレイJr.が15得点、イシュ・スミスが13得点、8アシストをマークした。
ジェームズ・ボレーゴ・ヘッドコーチは「相手が素晴らしいスタートを切り、よりハングリーだった」と、サンズを称賛している。
「彼らは3連敗中のチームみたいだった。ウチは3連勝中のチームらしかった。我々の勝利への対処よりも、彼らの黒星への対処の方が良かった」。