サンズの渡邊雄太がWOWOW NBAアンバサダーに就任「皆さんに楽しんでいただけるようなバスケットをやっていきたい」

大西玲央 Reo Onishi

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10月19日、株式会社WOWOWはフェニックス・サンズの渡邊雄太がWOWOW NBAアンバサダーに就任したことを発表した。

10月25日(現地24日)に開幕するNBA 2023-2024シーズンは、WOWOWが毎週最大7試合をオンデマンドでライブ配信することが決定しており、2017-18シーズン以来となるWOWOWでのNBA放送を渡邊がサポートする形となる。

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渡邊はWOWOWとのインタビューで「特に昔から見ている人であれば、NBAと言えばWOWOWとイメージされる方が多い」と語っている。

「自分がプレイしている姿だったり、(八村)塁がレイカーズでプレイする姿を、お子さんも含めて見てもらって、自分も子供の頃そうだったように、将来NBAでプレイしたいという夢を持つ子が1 人でも多く増えてくれれば、と思います。僕はしっかり自分の仕事をサンズでやって、皆さんに楽しんでいただけるようなバスケットをやっていきたいです」

ファンに観てもらいたいプレイについて言及された渡邊は3ポイントショットをまずあげながらも、「自分がどれだけコート上でハードにプレイしているのかっていうところも観てもらいたい」と話した。以前から渡邊はそういった数字だけでは表せないような動きの重要性を自身のクリニックや、数々のインタビューで話している。

「そういう部分はボックススコアだけを見ていても現れない部分なので、やっぱり映像を観てもらって、自分がどれだけコート動き回っているかとか、どれだけ一生懸命チームのためにプレイしているかっていう部分も、ぜひ観ていただきたいです」

Yuta Watanabe
(WOWOW)

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今季はケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールという、それこそ数字を多く残すスタートリオのいるサンズに在籍しているだけに、ボックススコアには現れないようなプレイはより重要となってくるだろう。そんな渡邊のプレイは要注目だ。

渡邊が所属するサンズは、日本時間10月25日午前11時からゴールデンステイト・ウォリアーズとの開幕戦で新シーズンをスタートさせる。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。