4月22日(日本時間23日)にファイサーブ・フォーラムで行なわれたフィラデルフィア・76ers対ミルウォーキー・バックスの一戦は、124-117でバックスが勝利した。
開始から連続10得点をあげ、一時20点のリードを手にした第1クォーターを40-26で終えたバックスは、その後も二桁点差を維持。前半にフィールドゴール成功率66%を記録し、17点リードでハーフタイムを迎える。
後半、第3Q残り2分51秒で9点差まで追い上げを許したバックスだが、このクォーターを14-2のランで締めくくり、再び最大21点差をつける。第4Q残り7秒に6点差まで詰め寄られ、マイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチがスターターをコートに戻す事態にはなったが、逃げ切ってホームでの連敗を5で止めた。
バックスはヤニス・アデトクンボが27得点、16リバウンド、6アシスト、クリス・ミドルトンが24得点、ボビー・ポーティスが今季自己最多の23得点、ブルック・ロペスが16得点、ドリュー・ホリデーが12得点、11アシストを記録している。
アデトクンボは「ボールを動かし、ショットを決めた。最初から全員が集中した」と喜んだ。ただ、ブーデンホルザーHCは「早くに大差をつけたのに、おかしな試合だった」と話した。
「このリーグは、リードしていても決して簡単じゃないんだ」。
一方、3試合連続でベン・シモンズが欠場した76ersは、ジョエル・エンビードが24得点、シェイク・ミルトンが20得点、トバイアス・ハリスが18得点、6リバウンドをマークしている。
76ersのドック・リバース・ヘッドコーチは「今夜の我々はソフトだった」と嘆いた。
「あまり抵抗できなかったよ」。
3連敗の76ers(39勝20敗)はイースタン・カンファレンス首位でブルックリン・ネッツと並んだ。連敗を2で止めたバックス(36勝22敗)は、76ers、ネッツと2.5ゲーム差のイースト3位。バックスと76ersは24日(同25日)、再びファイサーブ・フォーラムで対戦する。