12月6日(日本時間7日)、スペクトラム・センターで行われたフィラデルフィア・76ers対シャーロット・ホーネッツの一戦は、オーバータイムの末に127-124で76ersが勝利した。
76ersは第4クォーターの接戦の末、残り29.4秒にジョエル・エンビードのジャンプショットで同点とする。最後のエンビードのショットが決まらず、オーバータイムにもつれ込んだが、そのオーバータイムでエンビードが6得点、1アシストとチームの8得点すべてに関与。対してフィールドゴール9本中2本成功だったホーネッツを抑え、76ersが約1か月ぶりの連勝を飾った。
FG成功率52.9%を記録し、シーズン成績を13勝11敗とした76ersは、エンビードがFG20本中15本成功で今季自己最多の43得点、15リバウンド、7アシスト、トバイアス・ハリスが21得点、11リバウンド、シェイク・ミルトンが16得点を記録している。
オーバータイムに活躍したエンビードは、「それが、僕がやらなければいけないことだ」と話した。
「コーチたちは信頼して僕をそういう状況に置いてくれている。ミスをすることもあるけど、そういう状況で自分がどんどん良くなっていると感じているよ。正しいプレイをし、正しいショットが打てた」。
ハリスは「彼は支配的だ。特に、自分のポジションを得られた時はなおさらね」と、エンビードを称賛している。
「彼は相手チームを痛めつけられる。相手は彼に異なる選手たちをぶつけてきたけど、彼はそれよりも大きく、そして強い」。
一方、ラメロ・ボールやテリー・ロジアーら4選手が安全衛生プロトコル入りで欠場中のホーネッツは14勝12敗となった。ケリー・ウーブレイJr.が3Pショット6本成功を含む35得点、4スティール、PJ・ワシントンが16得点、8リバウンド、マイルズ・ブリッジズが16得点、6リバウンド、6アシストをマーク。スターター全員を含む7選手が二桁得点をあげている。