ベン・シモンズがトリプルダブルを達成した76ersが4連勝、ネッツは4連敗

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1月20日(日本時間21日)にバークレイズ・センターで行なわれたフィラデルフィア・76ers対ブルックリン・ネッツの一戦は、ベン・シモンズが自己最多タイの34得点、12リバウンド、12アシストで今季4度目のトリプルダブルを達成し、76ersが117-111で勝利した。

4点ビハインドで前半を終えた76ersは、第3クォーター残り1分41秒に82-91と9点差をつけられた。だが、そこからシモンズの6得点を含め、連続8得点を記録。1点差まで縮めて第4Qを迎える。

最終Qもシモンズの得点で始まり、76ersが逆転すると、さらに連続5得点。第3Q終盤から第4Q序盤の連続15得点で97-91とすると、さらに105-96とリードを広げる。

その後5分にわたって無得点に終わり、105-104と1点差に追い上げられた76ersだが、残り1分22秒にシモンズのアシストからアル・ホーフォードが3ポイントショットを沈める。さらに残り23秒、フルカン・コルクマズも3Pを決めて逃げ切った。

4連勝の76ers(29勝16敗)は、ホーフォードが19得点、トバイアス・ハリスとジョシュ・リチャードソンが各15得点を記録している。

スキルはポイントガードだがサイズはビッグマンのシモンズを、ネッツはビッグマンで止めようと試みたが、うまくいかなかった。週間最優秀選手に選出されたばかりのシモンズは、フィールドゴール14本中12本成功。自己最長となる5試合連続の20得点超を達成した。スティールランキングでトップに立つシモンズは、この日も5スティールをマークしている。

シモンズは「勝利を目指す心構えで臨んでいるだけさ」と話した。

「こういうチームとの対戦は常に厳しい勝負になると分かっている」。

ブレット・ブラウン・ヘッドコーチは「今夜のシモンズはとんでもなく支配的だった」と絶賛。最も感銘を受けた点に「気迫」と答えている。

「チームを負けさせないないという気迫、スピリット、攻守両面におけるパフォーマンスへのコミットメントだ」。

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一方、4連敗となったネッツ(18勝24敗)は、スペンサー・ディンウィディーが22得点、キャリス・ルバートが16得点、新人ニコラ・クラクストンが自己最多の15得点、ジャレット・アレンが13得点、13リバウンド、トーリアン・プリンスが12得点、12リバウンドを記録した。

フリースロー成功率が64.7%にとどまり、13戦11敗となったネッツは、第4Qに10ターンオーバー、合計で22ターンオーバーを記録。アレンは「終盤に向けてボールをしっかり持っておけなかった。特に誰かということじゃなく、文字通りに全員がターンオーバーをしてしまった」と反省している。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ