12月4日(日本時間5日)にカリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われたNBAインシーズン・トーナメント準々決勝、ニューオーリンズ・ペリカンズ対サクラメント・キングスの一戦は、ペリカンズが127-117で勝利した。
序盤はキングスにフィールドゴール14本中12本成功を許し、15点のビハインドを背負ったペリカンズ。だが、第1クォーターから第2Qにかけて28-5のランで巻き返すと、後半には第3Qに15点のリードを奪う。
第4Qに6点差まで追い上げられたペリカンズだが、その後連続9得点で再度突き放し、後半はビハインドを背負うことなく逃げ切り。グループステージで4戦全勝だったキングスを沈め、セミファイナルに駒を進めた。
ペリカンズ(レギュラーシーズン12勝10敗)はブランドン・イングラムが30得点、8リバウンド、6アシスト、ハーバート・ジョーンズが23得点、5リバウンド、5アシスト、ヨナス・バランチュナスが18得点、11リバウンド、CJ・マカーラムが17得点、7アシスト、トレイ・マーフィー三世が16得点、ザイオン・ウィリアムソンが10得点、6リバウンド、6アシストを記録している。
ウィリー・グリーン・ヘッドコーチは「最初の1チーム(王者)になる機会を得られたのは、我々にとって成長の瞬間だ」と話した。
「インシーズン・トーナメントは初めてだ。意味深い試合になれば、相手や場所がどうであろうと気にしない。我々が望むのは勝利だ。ロッカールームではそういう気持ちだよ」
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また、指揮官は「素晴らしかった」と、イングラムを称賛している。
「彼はチームを背負い、引っ張ってくれた。ビッグショットに次ぐビッグショットを決めてくれたね。大事な得点が必要だった時は常に彼に託した。一流の選手だ」
一方、キングス(レギュラーシーズン11勝8敗)はディアロン・フォックスが30得点、5リバウンド、ドマンタス・サボニスが26得点、13リバウンド、10アシスト、マリーク・モンクが21得点、5アシスト、キーガン・マレーが14得点、ケビン・ハーターが12得点、5リバウンドをマークした。
ペリカンズは7日(同8日)にネバダ州ラスベガスで開催される準決勝で、フェニックス・サンズ対ロサンゼルス・レイカーズの勝者と対戦する。