ニューオーリンズで新たなスタートを切ったロンゾ・ボール「ここにいられて嬉しい」

Drew Nantais

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ロンゾ・ボールが2017年のドラフト全体2位でロサンゼルス・レイカーズから指名されたとき、周囲は若手が中心のチームの柱の一人になれると考えた。

あれから2年が経過し、ボールはブランドン・イングラム、ジョシュ・ハート、ドラフト指名権と共にレイカーズからトレードされ、ニューオーリンズ・ペリカンズのユニフォームを着てトレーニングキャンプ開始を迎えた。

南カリフォルニアで育ち、UCLAに進学したボールにとって、ニューオーリンズはゴールデンステイト以外の初めての土地だ。彼は、新たな土地でのチャンスに感謝している。

ボールは「ここにいられて嬉しい」と語る。

「LAでの1年目は思うような結果を残せなくて、それでレブロン(ジェームズ)がチームに来た。自分の2年目は、けがも重なって上手く行かなかった」。

アンソニー・デイビスがペリカンズにトレードを要求したことが発覚して以降、ボールはトレードを覚悟していた。

当初はペリカンズへのトレードを躊躇ったというボールだが、すぐに新たなチャンスを受け入れた。

「トレードされるのは時間の問題だった。トレードされるのはわかっていたよ。アンソニー・デイビスのような選手を獲得できるのなら、自分がトレードされる番なのはわかっていた。新たなスタートが楽しみだったからね。人生で初めてLAを離れたし、楽しみにしている」。

「地元に残れたら良かったけれど、(レイカーズでは)上手くいかなかった」。

ボール、イングラム、ハート以外にも、ペリカンズは今年のドラフトでザイオン・ウィリアムソン、ジャクソン・ヘイズ、ニッケル・アレキサンダー・ウォーカーを加え、将来が楽しみなチームになった。

ボールは「今のチームのコアは、(レイカーズよりも)良い」と話した。

「限界がないね」。

原文:Pelicans' Lonzo Ball on fresh start in New Orleans: 'I'm blessed to be here' by Drew Nantais/Sporting News(抄訳)

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