ポール・ジョージがインディアナ・ペイサーズに、契約最終年となる来シーズンはプレイするものの2018年にフリーエージェントとしてチームを去ることを伝えたようだ。
『ザ・ヴァーティカル』はジョージがロサンゼルス・レイカーズに入団することを希望していると日曜日(日本時間月曜日)に報道した。27歳のジョージは、カリフォルニア州南部出身だ。同日、『ESPN.com』はペイサーズが取引先を探し始めており、クリーブランド・キャバリアーズに電話をしたと報じている。
ジョージは先週、2017-18シーズンはペイサーズでプレイする旨を話し、自身がキャバリアーズに移籍するという噂を否定している。
昨シーズン平均23.7得点を記録し、4度オールスターに選出されているジョージは、これまでも常にペイサーズへの忠誠心を誓ってきた。今回自分の意思を伝えたのも、それが関係している可能性が高い。『ザ・ヴァーティカル』によると、ジョージは代理人のアーロン・ミンツを通してインディアナの球団社長であるケビン・プリチャードにこのタイミングで伝えることで「自分の意思について混乱を招かないように」したかったようだ。
しかし皮肉にも、ジョージの善意はペイサーズにトレードを模索するプレッシャーを与えてしまうこととなった。ペイサーズは彼をFAとして失ってしまうよりも、他チームとトレードして何かしらの見返りを求めるだろう。
ジョージがFAとして大型契約を結ぶことは間違いなく、『ザ・ヴァーティカル』は来年レイカーズと最大4年1億3000万ドルで契約する可能性があるとしている。
原文:NBA free agency rumors: Paul George tells Pacers he's leaving in 2018, eyeing Lakers by Arthur Weinstein/Sporting News(抄訳)