4月20日(日本時間21日)、オレゴン州ポートランドのモダ・センターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズの一戦は、ポール・ジョージが33得点、11リバウンドと活躍したクリッパーズが113-112で接戦を制した。
リードが19回入れ替わり、同点は13回あったこの激戦を制したのはジョージ率いるクリッパーズだった。
クリッパーズが86-82のリードで迎えた最終クォーター、一時はブレイザーズに逆転を許し、残り5分7秒で96-102と、流れはブレイザーズに傾いていた。
徐々にリードを削っていったクリッパーズは、試合残り4.8秒でジョージが2本のフリースローを決めてリードを奪った。最後にCJ・マッカラムが逆転決勝ショットを外し、クリッパーズがなんとか勝利をもぎ取った。
クリッパーズはカワイ・レナードを欠きながらも、最近好調なジョージがチームを牽引した。ジョージがここ7試合中6試合で32得点以上を記録している。
クリッパーズのタロン・ルー・ヘッドコーチは「彼がチームを背負ってくれている」とジョージについて話した。
「彼はチームメイトのプレイを向上させながら、自身も得点を重ねている。全てをやっている。完全な試合を見せてくれ、チームとしてその活躍全てが必要だった」。
オールスター休暇以降、クリッパーズは17勝5敗でリーグトップの勝率を誇っており、今最も好調なチームのひとつだ。
クリッパーズ(41勝19敗)はジョージのほかにマーカス・モリスSr.が16得点、6リバウンド、ニコラ・バトゥームとでマーカス・カズンズがそれぞれ11得点、ラジョン・ロンドが9得点、6リバウンド、7アシストをマーク。
敗れたブレイザーズ(32勝25敗)はマッカラムが28得点、ノーマン・パウエルが23得点、かーメロ・アンソニーが18得点を記録したが、ここ5試合で4敗目を喫した。