ポール・ジョージは、少なくとも現時点ではインディアナ・ペイサーズに留まる意向を示している。
『IndyStar』にペイサーズに残るかどうかを聞かれたジョージの答えは、極めてシンプルだった。
ジョージは「今はペイサーズの契約下にある。それが必要な情報だし、自分はここにいる。僕は“ペイサー”だから」と答えた。
ここで重要なポイントは、“契約下”という言葉だ。
来季1950万ドル(約21億7000万円)の年俸を手にするジョージの契約には、2018年に行使可能なプレイヤーオプションが含まれている。来年の夏には複数のチームが獲得を希望すると言われ、とりわけロサンゼルス・レイカーズが獲得を強く希望していると噂されている。だが、ジョージは「(噂が)すごいことになるのは予想した通り」と語っている。
来夏の移籍は濃厚と言われているものの、ペイサーズが来年2月のトレード期限までにジョージを含む大型トレードを成立させない限り、少なくとも来季いっぱいはインディアナでプレイするジョージが見られるだろう。
ジョージは、ペイサーズでの優勝を目標に掲げている。そして直近の目標には、新たな契約を結ぶ際に好条件を引き出す材料になる来年のオールスター選出を挙げている。つまり、来夏ジョージ獲得に乗り出すチームは、大金を用意する必要があるということだ。
原文:Paul George addresses trade rumors: 'I'm a Pacer' by Gabrielle McMillen/Sporting News(抄訳)