この夏フリーエージェントになったポール・ジョージは、オクラホマシティ・サンダーとの再契約を決断した。以前から噂されていたロサンゼルス・レイカーズとは交渉の時間すら取らなかったことで、ジョージはレイカーズが腹を立てていると思っている。
ポッドキャスト番組『Short Story Long』に出演したジョージは「LAは僕に腹を立てただろうね」と語った。
「マジック(ジョンソン球団社長)と会う機会すら設けなかったから、彼らの気持ちもわかるよ。でも、(サンダーで)またやってみたいと思ったんだ。話を長引かせたくはなかったし、誰の時間も無駄にしたくなかった」。
ジョージがホームタウンであるロサンゼルスを本拠地に置くレイカーズに移籍するという噂は多かった。そのレイカーズは、レブロン・ジェームズを獲得し、サンアントニオ・スパーズからカワイ・レナードを獲得するのではないかとも騒がれた。しかしジョージは、ラッセル・ウェストブルックと1シーズン同じチームでプレイした結果、同チームと4年1億3700万ドル(約152億5700万円)で再契約を結んだ。
ジョージは「FAの件は、時間を無駄にしたくなかったんだ」と、1か月前の心境を振り返った。
「もう一度サンダーでやってみたいと思っていた。1年チームでプレイして、ベストチームを相手にも良いプレイができた。真剣に、サンダーでやってみたいと思ったんだ」。
ジョージとサンダーは、2019年1月2日(日本時間3日)にステイプルズ・センターでレイカーズと対戦する。意中の選手に振られたレイカーズファンが、カリフォルニア州パームデール出身のジョージをどう歓迎するのか楽しみな一戦でもある。
原文:Paul George: Lakers were 'pissed' they didn’t get a free agency meeting by Travis Durkee/Sporting News(抄訳)