フリーエージェントのドウェイン・ウェイドは、去就に関してまだ結論を出していない。マイアミ・ヒートのパット・ライリー球団社長も、急かすつもりはないようだ。
『ESPN』によれば、ライリー球団社長は「彼にもう少し時間を与えることがベストだと思う」と語ったという。
現役引退も検討しているウェイドは、キャリア13年目までヒートに所属し、3回の優勝に貢献した。2016年にはシカゴ・ブルズに移籍し、昨年9月にはクリーブランド・キャバリアーズと1年230万ドル(約2億5500万円)で契約。だが、キャブズでは46試合に出場後、今年の2月にヒートにトレードされた。古巣に復帰後、ウェイドは平均12得点という成績を残した。
ライリー球団社長は、ウェイドにヒートに戻ってきてもらいたいと話す。
「彼には競技者として戻ってきてもらいたい。選手として最高のシーズンを送る気構えを持つ選手として戻ってきてもらいたい。『ドウェインはもう終わった』、『もうこれまでと同じ選手ではない』という記事を目にしてきたが、私は、その気になればまだまだ貢献できる選手として彼を見ている」。
中国リーグの浙江ゴールデンブルズが、ウェイドに巨額のオファーを提示したという噂もある。
ウェイドは、ヒートがフィラデルフィア・76ersに敗れた2017-18プレイオフ・ファーストラウンドで平均16.6得点を記録した。
原文:Pat Riley on Dwyane Wade: ‘I still see a player who can contribute heavily’ by E.Jay Zarett/Sporting News(抄訳)