12月4日(日本時間5日)にインディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたNBAインシーズン・トーナメント準々決勝、ボストン・セルティックス対インディアナ・ペイサーズの一戦は、ペイサーズが122-112で勝利し、ベスト4進出を決めた。
7点を追ってハーフタイムに突入したペイサーズは後半、第3クォーターに逆転。一時は11点をリードし、7点差をつけて第4Qを迎える。
残り6分7秒にセルティックスに追いつかれ、さらに6回にわたってタイスコアになる接戦となって迎えた終盤、ペイサーズは残り1分33秒にタイリース・ハリバートンの4点プレイで突き放す。
ここから連続9得点をあげたペイサーズが、グループステージの4勝から続けて大会無傷の5連勝でセミファイナルに駒を進めた。
ペイサーズ(レギュラーシーズン11勝8敗)はハリバートンが26得点、10リバウンド、13アシストで自身初のトリプルダブルを達成。そのほか、バディー・ヒールドが21得点、マイルズ・ターナーが17得点、10リバウンド、アーロン・ニスミスが14得点、ブルース・ブラウンが13得点、8リバウンド、オビ・トッピンが12得点を記録している。
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ハリバートンを含むペイサーズの多くの若手選手は、プレイオフを経験していない。だが、観客がタオルを振り回しながら叫び、多くの報道陣が殺到し、一発勝負でお祭りの雰囲気を帯びたこの日は、ポストシーズンの試合のようだった。
ターナーは「こんなのは3、4年ぶりだ。(ビクター)オラディポがここにいた時以来じゃないか」と話している。
「とにかくすごいエネルギーだった。本当に街がこのチームを味方してくれ出したと思う」
一方、セルティックス(レギュラーシーズン15勝5敗)はジェイソン・テイタムが32得点、12リバウンド、6アシスト、ジェイレン・ブラウンが30得点、9リバウンド、デリック・ホワイトが18得点、8アシスト、サム・ハウザーが15得点、6リバウンドをマークした。
勝利したペイサーズは、7日(同8日)にネバダ州ラスベガスで開催される準決勝で、ニューヨーク・ニックス対ミルウォーキー・バックスの勝者と対戦する。