インディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポが、今月末から再開される予定の2019-20シーズン残り試合を欠場することを決めた。
右足大腿四頭筋腱断裂から復帰したオラディポは、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とのインタビューで、リハビリに専念する意向を明らかにしている。
このインタビューでオラディポは「賢明な判断を下さないといけないし、簡単な決断ではなかったけれど、今やっていることを続けて、2020-21シーズンを万全な状態で迎えることが正しい判断だと思っている」と語っている。
オラディポは、3月11日(日本時間12日)にシーズン停止が決まるまで今季13試合に出場。3月10日(同11日)に行なわれたボストン・セルティックス戦では今季自己最多の27得点を記録した。だが、まだ100%の状態に回復していないと感じているオラディポは、再開後のシーズンを欠場することにより練習に時間を割くことができ、けがの再発を防ぐこともできると考えているようだ。
ペイサーズのケビン・プリチャード球団社長は、オラディポの判断を尊重し、次の声明を発表している。声明の抄訳は以下の通り。
「ビクターの決断を尊重し、理解しています。我々が選手に関して常に最優先しているのは、心と身体の状態です」。
「主力選手がいない状態で戦うのは、我々にとって珍しいことではありません。チームがオーランドで何を成し遂げてくれるのかを楽しみにしています」。
Statement from @PacersKev: pic.twitter.com/y3MXZq8jeq
— Indiana Pacers (@Pacers) July 3, 2020
試合には出場しないものの、オラディポはチームに帯同し、来週オーランドに向かう予定だ。