オットー・ポーターJr.がNBA引退を表明 ウォリアーズで優勝

NBA.com

坂東実藍 Miran Bando

オットー・ポーターJr.がNBA引退を表明 ウォリアーズで優勝 image

NBAドラフト2013で全体3位指名され、2021-2022シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズでNBA優勝を果たしたオットー・ポーターJr.が、11シーズンを過ごしたNBAからの引退を発表した。

30歳のポーターJr.はワシントン・ウィザーズ、シカゴ・ブルズ、オーランド・マジック、ウォリアーズ、そしてトロント・ラプターズで527試合に出場。平均10.3得点、4.9リバウンドを記録した。3ポイントショット成功率39.7%はNBA史上61位の数字だ。

ジョージタウン大学出身で2013年のドラフト全体3位指名だったポーターJr.は、ルーキーシーズンに平均2.1得点だったが、5年目には14.7得点と着実に数字を伸ばしていった。

ポーターJr.は特にブルズやマジックでケガにたびたび悩まされたが、ウォリアーズの直近の優勝シーズンは主にリザーブとして63試合に出場。平均8.2得点を記録している。

この2シーズンはラプターズで時折の出場にとどまり、2月8日(日本時間9日)にユタ・ジャズにトレード。ジャズでは出場なく、11日(同12日)にウェイブ(保有権放棄)された。その後、ポーターJr.はNBAからの引退を明らかにしている。

原文:Otto Porter Jr. announces retirement after 11 NBA seasons(抄訳)
翻訳:坂東実藍

NBA.com

NBA.com Photo

NBA.com

坂東実藍 Miran Bando

坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。