12月9日(日本時間10日)にフィサーブ・フォーラムで行なわれたオーランド・マジック対ミルウォーキー・バックスの一戦は、ヤニス・アデトクンボが32得点、15リバウンド、8アシストを記録し、バックスが110-101で勝利した。
最初の2本のショットがブロックされたバックスだが、第1クォーター途中に連続14得点を記録。52-40と12点リードで前半を終える。
第3Qに6本の3ポイントショットで一時5点差とされたバックスだが、それ以上は迫らせず。残り50秒にテレンス・ロスに3Pを決められ、さらにファウルと判定されるが、ロスがフリースローを外すと、クリス・ミドルトンが3Pを返してリードを9点とし、逃げ切りに成功した。
15連勝を飾ったバックス(21勝3敗)は、ミドルトンが20得点、9リバウンド、ドンテイ・ディビンチェンゾが12得点を記録している。
直近の4試合で平均34点差をつけての大勝を続けていたバックスだが、アデトクンボは「接戦となるのが良い時もある。そこから学ぶからね。いつも20点差、30点差で勝つのではなく、接戦に慣れるんだ」と述べた。
「僕らは勝った。がんばって、守備をしっかりした。ただ、2日空いたことで少し鈍ったのだと思う」。
バックスは前半にマジックのフィールドゴール成功率を29.5%、3P成功率を14.3%に抑えた。マイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチは「今夜のプレイは気に入らなかったが、前半の守備で我々はやり抜けたと思う」と賛辞を寄せている。
一方、連勝が4で止まったマジック(11勝12敗)は、エバン・フォーニエが26得点、ロスが23得点、マーケル・フルツが13得点、9アシスト、アーロン・ゴードンが10得点、13リバウンド、ジョナサン・アイザックが10得点、9リバウンド、5ブロックを記録した。
リバウンドで44-54と下回ったマジックのスティーブ・クリフォード・ヘッドコーチは「ロードであのようにリバウンドで負けてはいけない。もっとフィジカルにやらなければ」と怒りを表している。