ビクター・オラディポが負傷後初の公式会見「先のことも過去も考えず、今日に集中」

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インディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポは、具体的な復帰時期を設定していない。リハビリをし、読書をして、自分がいない中でも前進しようとしているペイサーズを見るのが、今の彼の生活だ。

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1月23日(日本時間24日)のトロント・ラプターズ戦で右足大腿四頭筋腱を断裂したオラディポは、2月11日(同12日)、手術を受けてリハビリ中のマイアミで20分の会見に臨んだ。

松葉杖で歩くオラディポは、フルメニューのトレーニングや試合への復帰について語ることはなかったが、負傷する前と同じように強くなって戻ると楽観的だ。

オラディポは「あるがまま、受け入れて過ごしている」と述べた。

「結局は楽観しているよ。あまり先のことは考えていないし、過去を振り返ることもない。今日のこと、そして毎日をよりよくすることに集中している」。

負傷時の記憶

「最初はだれかに押されたと感じた。倒れたときに、何かがおかしいと分かったよ。ショック状態にはなかったと思う。ただ落胆していた。歩けないと分かっていたから、待つしかなかった」

「幸いにも母がいてくれた。厳しかったけど、世界最強のひとりがいてくれたんだ。彼女がこのキツい時を乗り越える助けとなってくれた」。

チームとのコミュニケーション

「何かあれば選手たちやコーチにメッセージを送る。基本的には遠くから見ているだけさ。彼らは素晴らしかった。向上を続けるのみさ。チームは僕がいなくても特別なことをやれる。僕は彼らにできること、彼らがどこまでいけるかを見るのが楽しみだ」。

2月1日(同2日)のマイアミでのチームとのミーティング

「元気だと伝えただけさ。こういうシーズンの終わり方を望んでいなかったから、気分は良くなかったけどね。みんなには、僕らがいかに良いチームかを伝えただけだよ。僕がいなくなって、彼らには特別なことができる」。

11月から12月にかけて11試合を欠場した理由のひざの痛みが関係していたか

「だれにも分からないことだ。関係しているとも、関係していないとも言えるけど、本当に知りようがない。何かしら関係はあるかもしれないと思うけど、だれに分かるのさ?」

「本当に、だれにも分からないことだよ。自分は過去をまったく気にしていない。本当に今のことだけを心配している。今日もリハビリだ」。

今後のオフシーズンのトレーニングに対するアプローチへの影響

「もちろん、少し違うものとなるだろうね。今はかつてないほど自分の体が分かる。自分の体を改めて学んでいるようなものさ。何をすべきで、何をすべきじゃないか、何をしすぎてはいけないかとか、そういうことが分かるようになるだろう」。

シーズン中にインディアナポリスに戻り、チームに再び合流する予定

「もちろん、そうするつもりだ。戻って、可能な時は支えたい。それを楽しみにもしている。アリーナに戻り、ファンやチームメイト、コーチングスタッフ、ペイサーズで働くみんなに会えるのが楽しみなんだ。彼らのことが恋しいんだよ」。

原文: Oladipo Speaks with Media for First Time Since Injury by Mark Montieth/Pacers.com(抄訳)​


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ