7月23日(日本時間24日)、オクラホマシティ・サンダーは2019-20シーズンに着用する4つのユニフォームのデザインを発表した。オクラホマシティ・ナショナル・メモリアル&ミュージアムとのパートナーシップのもとで作成された新しいシティ・エディションのユニフォームが含まれている。このシティ・エディションは、1995年4月19日にオクラホマシティのダウンタウンにあるアルフレッド・P・ミュラー・フェデラル・ビルディングで起きた爆破事件から25年という機会に合わせたものだ。
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爆破事件の遺族や被害者への敬意を示すために、サンダーとメモリアルはナイキ社と密接に連携。この惨事を現在と後世に伝えるというメモリアルの目的に沿ったデザインであり、オクラホマ州の基本精神である『誇りと優しさ』を象徴している。
サンダーのサム・プレスティGM(ゼネラルマネジャー)は「1995年4月19日は、この街を大きく変えました。オクラホマシティ・ナショナル・メモリアル&ミュージアムは、亡くなった方々を忘れないための存在であると同時に、この街が結束していった過程も物語っています」と語る。
「サンダーはこの試みを通してオクラホマシティ・メモリアルとの関係性を強められることをとても光栄に思っています。さらに、オクラホマシティの基本精神を広めるという意味では、我々の支援はユニフォームだけに留まりません。オクラホマシティの基本精神は個々人にとってそれぞれ違う意味合いを持つものではありますが、それを周知し、街とともにその精神が進化していくことはとても重要です」。
このユニフォームには、メモリアルを象徴するデザインが落とし込まれている。胸には金色に縁取られた『Oklahoma City』の文字があり、ジャージーとショーツの両側にはゲート・オブ・タイム(時の門)を表すラインが入っている。ショーツには『9:01』と『9:03』の文字が記されている。これは事件直前の平和な時間だった『9:01』、そして街の結束への旅路が始まった『9:03』を意味するものだ。ショーツの両側にある白いラインは、『安らぎと平穏』を象徴するメモリアルにある浅瀬の水場のリフレクティング・プールを表している。さらにジャージーのタグの上には『Service』『Honor』『Kindness』の文字が刻まれており、オクラホマ市民の基本精神と、コミュニティやお互いに対する姿勢を反映したものだ。
さらにショーツのベルト部分には、樹齢90年のアメリカニレの木『The Survivor Tree』がフルカラーで配置されている。1800キロ以上の爆弾の爆発を耐え抜いたこの木は、人類の立ち直る力、力強さを象徴するシンボルとされている。ジャージーのなかには『We Remember Those Who Were Changed Forever, April 19, 1995』(永遠に変わってしまった人たちを決して忘れない、1995年4月19日)と記載された青いリボンがレイヤーされている。首の後ろの部分で、サンダーの伝統的なカラーであるブルー、ネイビー、イエロー、そして夕日の色合いが結ばれ、これは訪問者がメモリアルのフェンスに置いていくギフトを象徴したものだ。
シティ・エディションの変更に加え、アイコン・エディション(青)とアソシエーション・エディション(白)も元のデザインをベースに新調された。
ステイトメント・エディションでは、過去に人気のなった夕日をベースにしたオレンジのユニフォームが復活。胸にはサンダーブルーで『OKC』の文字が入っている。
原文:Thunder unveil new uniform in partnership with Oklahoma City National Memorial by NBA.com(抄訳)
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